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75歳の父と夏の現場:言葉少ない背中と時折の深い一言

こんにちは。最近、75歳の父と一緒に仕事をする機会が増えています。
エアコンの取り付けや修理の現場で、親子で汗を流す日々。
そこで感じたことや学んだことを、みなさんにお話ししたいと思います。

もくじ

  1. 父との現場、新しい発見の日々

  2. 暑さの中で、父の強さを感じる

  3. 静かに学ぶ、父との時間

  4. まとめ:父の背中から学んだこと

1. 父との現場、新しい発見の日々

「この荷物、どこに置けばいい?」
「あっち側の日陰に置いてくれると助かるよ」

こんなやりとりが、今や日常です。
父は75歳。
鋳物工場で長年働いてきましましたが、電気工事の現場は父にとって新しい環境。
電気工事の資格は持っていないので、配線作業などは直接できませんが、道具の準備や片付け、物の移動など、たくさんのサポートをしてくれています。

父の仕事ぶりを見ていると、経験の重みを感じます。
効率や専門的な技術はまだまだですが、物事に取り組む真剣さや、現場をスムーズに進めようとする気遣いには、人生の厚みを感じます。

先日、炎天下での作業を終えた帰り道、父がふと漏らした言葉が心に響きました。

「暑いところで作業をしてきたものが、今になっても役に立つんだなあ」

うちの親父の言葉

その言葉に、なんだかジーンときました。
長年の経験が今になって花開いた喜びと、新たな貢献への誇りを感じたんです。

2. 暑さの中で、父の強さを感じる

今年の夏は特に暑いですよね。
熱中症アラートが鳴り響く日も珍しくありません。
そんな中、父との仕事で気づくことがあります。

「お父さん、水飲んだ?」 「ああ、大丈夫」

これが、作業中のよくあるやりとり。
75歳の父は、暑さにも強いんです。

長袖姿で作業する父の姿

僕は父に気を使って、たまに声をかけます。
「暑いから、休憩しない?水分補給しよう」

でも、父はいつも長袖を着て、水分もあまり取りません。
塩分補給もしてほしいんですけどね。それでも、父は黙々と作業を続けます。

正直、心配になることもあります。
でも、父の体調を見ていると、本当に暑さに強いんだなと感心してしまいます。
あの言葉を思い出すと、長年の経験が父の身体に染みついているんだなと実感します。

父から学んだこと:

  • 自分の体調は自分で管理する

  • 無理はしないけど、できることはやる

  • 過去の経験は、思わぬところで活きてくる

日陰で水分補給する父

父の姿を見ていると、人間の適応力のすごさを感じます。
でも同時に、年齢に関係なく健康管理は大切だとも思います。

3. 静かに学ぶ、父との時間

父と一緒に働くようになって、気づいたことがあります。

  1. 言葉より行動で示すこと

  2. 自分の限界を知ること

  3. 新しい環境にも適応する力

  4. 年齢に関係なく、できることはある

  5. 過去の経験は、思いがけない形で役立つことがある

父の姿から、仕事への姿勢だけでなく、生き方そのものを学んでいる気がします。
言葉で教えてくれることは少ないけど、その背中と時折の深い言葉は多くを語っています。

4. まとめ:父の背中から学んだこと

父との仕事を通じて、言葉では表現しきれない多くのことを学びました。
無言の中にある強さ、静かな挑戦の姿勢。
そして何より、家族との時間の大切さ。

みなさんの家族にも、言葉では表現されない素晴らしさがあるのではないでしょうか?

最後に、みなさんに質問です。
家族の中で、言葉ではなく行動で尊敬できる人はいますか? その人のどんなところが素晴らしいと思いますか? コメント欄で教えてください。静かな強さを持つ人の話、聞かせてください。

暑い夏、それぞれの形で乗り越えていきましょう。

#親子 #仕事 #静かな強さ #世代間協力 #note

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