絵本は二冊

のむ薬よりもたくさん寝るほうが薬になる。
次男はそういう子みたいだ。

はながグズグズいいだしたり、たまに咳が出るようになったら要注意。
「帰ってきたらお昼寝させてあげないとね。」
朝、彼女とそんな話をする。


週に一度、彼女が仕事で家をあける。
その日は昼から夜まで父と子ども二人との生活になる。

先週の朝も、同じような会話をした。


次男との昼寝には、いくつか暗黙のルールができている。
元気な時でも、疲れている時でも、布団に入るのはお決まりを全部やりきってから。
体力がついてきて眠くない時の方が多くなってきたけれど、ルールのおかげで素直に寝てくれている。


まずは、帰ってきて手洗いうがいをしたら、二人分の飲み物を入れる。

ココアや別の飲み物だったりする時もあるけれど、だいたいはコーヒーだ。

今日はあったかいのがいい。つめたいのがいい。

多少の注文が入りこそすれ、次男も気に入ってくれている。
次男がコーヒーミルクと呼ぶそれは、99%の牛乳と砂糖を入れたほぼホットミルクだ。

一緒にホッと一呼吸ついたら、トイレに行ってもらってから布団に向かう。


それから、絵本。
自分が選ぶ日もあれば、お父さん選んでと言う日も。

次男に布団をかけて、本を読む。
横に座ったり一緒に寝転んだりしながら、二冊読む。

おしゃべりを一旦おしまいにして目をつむるように言う。
片手をにぎって横に寝そべると、両手で包みこんだり、腕ごと抱きかかえるようにしてすうすう眠りはじめる。


背も伸びてきて子供用の布団も手狭になってきた。
昼寝も直に必要なくなる。

あと何回こんな時間が過ごせるのかな。

頭の片隅にやらなきゃいけないことがたまっている。
でも、もう少しだけ。
心地よい時間に身をあずける。

今日の繕いもの(12/10)

画像1

先日継いだムーミンのミニマグの相方をなおした。

コーヒーやココアをいれる時にはちょうどいい大きさ。

二つそろったので、またこどもたちに使ってもらおう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?