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ロックダウンをする前にできることがあるだろ?

ひろのぶです

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フォロワー数がバングラデシュの子どもたちの食事に繋がります


空気がおかしい


集団心理が片側に偏りすぎているときは要注意

大衆心理ってのは水ものですね

数年後には今のことをほとんどの人が忘れてる、なんか原発事故の時と同じ様な空気を感じます

こんな時、政治家は権限をいとも簡単に発揮できるし、それが英断のように見えたりする

危機の時により悲観的な分析、あるいは悲観的に警鐘をならすことが、賢く、インテリに見える、カッコよく見える、こんなときに楽観論を言うと、間抜けで馬鹿に見える

これは人間の心理ですね

異国の情報一つにしても、偏った意見しか入ってこないし、それを使って恐怖を煽るメディアが多い

もう一度大切だから言いますが、空気が出来上がって反対意見を言えない状況を作ることは


めちゃくちゃ危険です

注意深く見ていきましょう


医療崩壊ってなに?


さて、あちこちで医療崩壊と言う言葉が口にされていますが、シンプルに言うと

需要(患者)が供給(医療)を超えてしまった状態のこと

医療崩壊を防ぐ為のロックダウンだと言われていますが、そもそも東京都の病床が3月下旬まで全然増えていなかったとか(国会の予算の関係で)その他諸々の対応が後手になっていることはほとんど伏せながら、医療崩壊だけを叫ぶのはズルいのではないか?とおもってしまうけど、僕たちの選んだ政権です。

無能と叩く行為は自分の頭を自分で殴っている様なもの、ちゃんと選ばなきゃこうなるって事ですね

話がそれましたが、医療崩壊を回避する方法は2つ

需要を減らす(患者数を減らす)か供給を増やす(病床、医療機器、人材等)の2つを同時に行わなければいけません

ちなみに経済社会が崩壊すると医療体制も崩壊します

バランスよく冷静に対応していくことが重要になってくるという事です


過度な自粛の危険性


自粛の言葉が一人歩きする日本

人それぞれ見える景色は違うので、発言することは自由なのですが、何故か

自粛をしない存在は悪

と言うオーラが目に見えるくらい流れまくってます。

直接的な被害(感染)ばかりに目がいって、間接的な被害(社会的ダメージ)に気付いていない人が余りにも多い。

国が(国と言うのは政府と国民を合わせて国)目指すべき自粛は

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最適水準を目指して、間接的にも直接的にも被害が最小限で収まる場所を目指す。これが自粛の正しい在り方で、その為に政府と国民が協力をしなきゃいけないわけです


ちなみにですが、イタリアとスペインの患者数が爆発的な増えた理由はご存知でしょうか?

ほぼ間違いないと言われているのですが、2/19に行われた

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※写真は違うチームのものです

スペインのバレンシア対イタリアのアタランタの試合がオーバーシュート(予想以上の爆発的な感染の拡大)の引き金になったと言われてます

この日35,000人の人々が、スタジアムで歓声を上げ、肩を組んで歌い、勝利の祝いに酒を朝方まで飲む。欧州サッカーを見たことがある人なら、どれくらい熱狂的か?はわかるはずです、他にも地元のバーで叫びまくってた人も多かったでしょう


これが自粛を強化しなきゃいけないのにしなかった最悪のケースです


逆に過度な自粛は、フランスがジョギングを禁止したり、しっかりとした手順を踏まずに都心封鎖をしたり

その海外の情報を引っ張ってきて『○○ではこうしてるのに、なぜ日本はしないのか?』と騒ぎたてる発言が飛び交う心理的な圧力

※欧米の数カ国が過度な自粛状態にある可能性があります

経済が崩壊すると医療体制も崩壊するし、失業による自殺者も増えます

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「金の話か?」と揶揄してくる人もいますが、そんなレベルの話じゃねーよ。

恐慌に近い状態になった時、どれだけ社会が不安定になるかを知らべたほうが良い、犯罪やDVも激増するし、そう言ったモノを抑え込む為の無茶苦茶な法案とかルールが提示されるけど『コロナ対策の為にはやむなし』の感覚で通ってしまう

「何かがおかしい…」とわかりながら何も言わない人は、きっと戦時中でも違和感を覚えながら戦争に賛成してたのでしょう

集団が作り出す空気ってのはこの辺りが怖い

言っておきますが自粛しなくて良いなんて思ってないですよ?

正しく自粛をする必要があると言ってるだけです

ここからは京都大学レジリエンス実践ユニットの資料をもと説明します


自粛の在り方


4/4時点で京都大学レジリエンス実践ユニットが集まることが出来るデータを元に発表された自粛の在り方は

その1、高齢者や基礎疾患を持っている人の行動を自粛※それらの人々と接触する機会が多い人も行動を自粛
その2、大規模イベント(100人以上)の自粛※今の状態だと感染の確率が1%以下だから
その3、開催時には感染対策が必要※密閉空間、密集、近距離での会話の3つの条件が重なる場面を避ける

この三点です

高齢者の重症化は少ない症例の中でも認められてきています

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逆に若年層の重症例はほとんど見当たらない。感染者がもっと増えてくると、この数値もどんどんと下がっていくのですが、新型コロナの様な指定感染症は、軽度であっても隔離が義務付けられています

重症化の恐れがなくても、入院が義務付けられるわけですね

『私コロナかも??』と不安になって病院に駆け込む人が増えれば、病床はあっという間に埋まってしまう

だから煽り記事は逆に医療崩壊を招くんです

何歳児感染‼︎

みたいな報道を朝日がしたでしょ?

事実を伝えたいのであれば、そこにプラスαで重症化の症例はほとんどないと言う旨を付け加えなければ、社会に不安だけを与えることになる。

そんなマスメディアは害でしかないと僕は思う

若者は統計上、重症化しづらいので自宅療養を促しています

※こんな事を言うと『何かあったらどうするんだ!?』と訳の分からないクレームをしてくる人がいますが、あくまでも統計的な話をしていますので


医療環境を整え

重症化しやすい対象にしっかりと自粛を求め

感染症対策を明確に伝えて

その為の予算を作る

その上でどうしょうもないならばロックダウンな訳です

『早くロックダウンしろ』と騒ぎたてた人たちは、この手順をすっ飛ばしてる事に気付かなきゃいけない

準備運動もせずにいきなり走らせて、大怪我をしたのに、それはお前の責任だ‼︎って言ってるのと変わりない

もちろん、こう言う状況に備えてしっかり動ける政府であらねばなりませんが、緊急事態でも国会のルールに重点を置いて、庶民の生活を余り考えない人たちを選んだ僕たちの責任も重い

正論の様に聞こえる言葉こそ、その反対側見て違う問題にも目を向ける

僕たち一人一人が賢くならないと、国はおかしな選択をせざるを得ない。僕はそれを今回のことで痛感しています

どんな泣き言を言っても、現状はなにも変わらない

備えましょう

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ひろのぶ

追伸

現在バングラデシュで食事の提供をしているのですが、首都ダッカがロックダウンしており、食料が不足する事態になってきています、昨日現地のディノ(サポートしてる学校の校長)とのやりとりは以下の通り

昨日4月7日のバングラデシュ日刊the daily starの記事を確認したところ、4月14日までロックダウンを延期することが決まった。必需品(ご飯、薬)を除く他のビジネスの営業はされないということらしい。必需品を扱う業者も営業時間を規制される。スラムに住む人々は、現金収入が失われさらに生活することが厳しくなる。毎日のように、子ども達から食事を求めて電話が来る、先のことを考え350KGのお米を備蓄しているが、十分ではない。これからダッカでは食事を買えなくなることが想定できる為、できる限りは食事の確保はしておきたい。4月15日に届けるために、ご飯の準備をするのにお金が欲しい。可能であれば、500家族の支援をしたい

途上国における首都封鎖は"餓死"に直結します

以前に書いた記事ですが、よければ読んでください。

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