「宿題って何のためにあるの?」

「夏休み課題」でてますか?

 宿題は出される生徒からは、基本的に評判悪いですよね。まあ『ない方がいい』というか、『何で出すのか意味わからない』とか、いろいろと言われます。宿題があると、周りから、特に家族の方から「宿題やったの!」なんて言われるのはとてもイヤな気分になるものでしょう(えっ、何とも思わない?それはそれで問題だなぁ)。

個人的には…

 さて、ぼく個人的には、ほんとうは宿題なんて出したくないし、出されたくもありません。正直なところ、提出してくれた宿題をチェックし、ものによってはじっくり読んでコメントも入れなければいけないかもしれません。自分で自分の業務をわざわざ増やすようなことはしたくありません。しかも、そのことによって多くの生徒の皆さんに嫌われるようなことであればなおさらです。では、なぜ出すのでしょうか。宿題が出されるその意義がみえないと感じる、このようなときは、まず、「それがなかったらどうなのか」を考えてみるといいでしょう。『何をやっていかわからない』ということを言い訳にして、何もしないで過ごしてしまうということはないですか? いつの間にか時間が過ぎてしまい『あ、何もしないうちに過ぎてしまった』というように感じることはないですか?

教科(科目)によって意味が異なる

 数学や英語など積み重ねが必要な教科・科目は、接しない時間が長くなるとそれだけ「力」が退化してしまいます(これはぼくの実感です❣)。毎日できるだけ接することが大切なのです。そこで、そのペースメーカーとして課題(宿題)を提供していることになります。すなわち、自分で何をするべきかわかっていて、さらにそれが実践できる人にとっては、課題(宿題)は不要なこととなります。

自律性を育むには…

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