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これは、生徒を騙してないかな?

きょうの集会から

 すごく気になった。
(受験に)成功した一人の先輩の例を挙げて、その生徒に来てもらって話をしてもらった内容(スライド)を示して、「だから成功した」「だからこの学校に従え」…んんん、この議論の進め方でいいのかなぁ……とても違和感をもった。

 その理由はなんだろうか。
 一つには「一人の他人の例が他の人に当て嵌まるのか」ということ、もう一つは「ある一つの条件下における成功だけ見ても他の条件では見ていないのにその方法が優れているといえるのか」ということである。

 自分たちが行ってきた方法における成功例だけ示して、いかにも優れているように見せ、一方的に「いうことを聞かせようとする」と感じるような教員の姿勢は「公正な教育」と言えるのだろうか。非常に疑問を感じてしまった。親として、学校に子どもを預けることが怖くなってしまうのではないだろうか。

そこで… 

 ここで、ぼく自身は、自分自身の姿勢を再確認しました。常に生徒たちにできるだけ多くの視点をもち多方面からの考えを同時に示すように努めているかどうか、世間や多くの人が言われていること(そして盲目的に信じてしまっている可能性が多いこと)とは異なる考えを示し多様な視点をもてるように指導していこうと意識しているかどうか……これからも、他人の話をよく聴いて、それを他山の石として、教育活動を進めていこうと心に決めたところです。

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