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【死語現禁】193.かけくらべ

(日:駆け競べ・駈け競べ)走って、どちらかが速いか競うこと。競走。かけくら。かけっくら。かけっこ。(広辞苑第七版)

<用法>
操は学校の同年代の子には、かけくらべで負けたことはなかった。

<解説・思い出>
どちらかというと文語的表現ですが、お年を召した方が話しているのを聞いたことがあります。随分前からある言葉のような気がします。

今では「かけっこ」という言葉に置き換わっていて、ほとんど聞くことも読むことも無くなりつつあります。

若者にこの言葉を言うと
「ああ、五千円札の人の作品でしたよね?」
「それは『たけくらべ』!」
などと、つっこみを入れなくてはならないかもしれません。

ちなみに僕は文体アレルギーが強く、苦手な文体だとその文章をすぐに読むのを諦めてしまいます。
その代表が樋口一葉の『たけくらべ』です。2行で挫折しました。
他には中島敦『李陵』『山月記』、太宰治『女生徒』なども、挫折しました。

いずれも人によっては名文と呼ぶ文体ですが、読解力の弱い僕には合わないようです。

死語ランク:☆
☆・・・多くの人が知っていて、言った人に「懐かしい」と言うレベル。

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