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【死語現禁】72.女生徒

(日:じょせいと)女子の生徒(広辞苑第六版)

<用法>
丁稚の末吉は、女生徒姿のハルに見とれた。
女生徒達が集うカフェには、男子達はなかなか近寄れないのであった。

<解説・思い出>
特に中高生ぐらいの女子学生をイメージする言葉です。
思春期の美しく明るく、繊細で危うい雰囲気を持つ女学生といった感じです。

今でも女子生徒とはいいますが、この言葉はもう使われません。

太宰治の作品名にもなっています。

僕は太宰治が好きなのですが、「女生徒」はかなり苦手な作品です。
文体も内容も僕には合わず、一度読んでお手上げでした。
しかし好きな方も多い、代表作の1つと言える作品のようです。

ちなみに太宰治の作品では「右大臣実朝」も苦手です。
僕には読みづらくて、すぐに読むのをやめてしまいました。

死語ランク:☆☆
☆☆・・・当時を知る人は知っていて、言った人に「古い人」という印象を持つレベル

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