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『メンタル心理カウンセラー』のこと

コロナ自粛時にいろんな人が新しいことを始めている。
「未曾有の事態」という先がどうなるのか見えないあの時。みんな趣味を見つけたり、資格を取ったり…不安でしたもんね。
なんか怖いなぁと思いましたが、僕は会社の傘にいるサラリーマンで将来の不安はそれほどなかったが、普段から感じている「どう働くかより、どう生きていくか」を強く感じるようになりました。

僕の何のために生きているの?…
自分なりに笑えてて幸せに好きに日々を過ごしたい。

何が幸せなのか、は人それぞれです。

過去に仕事をしていて一度とんでもなく「しんどい時」がありました。
それを会社で伝えても根本的な救済もなかったので「もしもの時」ってこんなもんかと気づき、そこから吹っ切れたというか、自分なりにいろんな事から心も身体も開放されたという感覚。
子供の小学校の発表会で「生きる」という詩を聞いて、
なんだこれ!?全部が生きていることで、そのままで良いんだと達観した感覚をいまだに覚えています‥恥ずかしいですがこの詩が谷川俊太郎さん※のだと知らなかったw
どんなことも「死ぬ以外はかすり傷」なんだと。
それから承認欲求もなくなってきて、自由な自分になれたような気がする。

その頃に書いた自分作のナッツのブランドコンセプトは、

できるだけ自然に、同じものはひとつもない。
型にとらわれない自由。
と。。

いま思うと自分へのスローガンに見えますねw
作る料理も生きる姿勢も変わったように思えます。

「まわりや自分が決めた『何者』にもならなくていい」って気づいた。

そして「メメントモリ」※でいうその時がくるまで好きなように自由に生きようと(犯罪やまわりを悲しませるはだめねw)。
それで誰かに自分が持っているものを渡してその先で喜んでくれるならやろうと思って動いています。

会社でも他でも「ほかに話しづらい」からって、
よく僕のところへ相談話に来てくれることがあります。

こういう人は、日本中でたくさんいるんだろうなって。
機会があればその「聞く」役割もできるかなとおもいまして
『メンタル心理カウンセラー』の勉強をして資格を取りました。
…暗記、勉強は苦手、いや無理でしたが、自分なりの基本ルールを消化できたように思えます。

「みんな大丈夫、5年後には絶対笑っているから、今も楽しもう」って!

※メメントモリ:
「死を意識することで今を大切に生きることができる」の意味

※谷川俊太郎さん「生きる」
生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみすること
あなたと手をつなぐこと

生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと

生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ

生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまが過ぎてゆくこと

生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ

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