「京大芸人」菅広文
お笑い芸人のロザン宇治原さんは京都大学出身で、それを「売り」にして
クイズ番組などに出ているが相方の菅さんという方は
正直知らなかった。2人の漫才も見たことはあるかもしれないけれど
印象には残らず、アメトークでよくやる「じゃない方芸人」の回に出ていたかもしれないけれどそれの記憶もなし。
宇治原さんは「京大出身です」と奢ることなく、ただ「それが事実ですから」というテイでテレビに出るような感じがして好感を持っていた。
宇治原さんの相方である菅さんが宇治原さんと芸人をやろうと決め
芸人をやるなら宇治原さんは京大出身であることが「売り」になると
思い宇治原さんに京大受験をすすめる。元から頭の良かった宇治原さんは
そもそもそうやって思っていたのか「いいよ」という気軽さで
受験する。主に宇治原さんの受験勉強時代の話だ。
あとがきを読むとこの本はあくまでもフィクションらしいが
勉強の仕方は真実なので参考にしていいらしい。
数学と理科は何度も同じ問題集を繰り返してやる
社会と英語は色々な問題に触れる。
暗記時期、基礎問題を解く時期、応用問題の時期などなど
あーー私もこれを知っていたら京大に入れたかもしれんなあ笑
と思いながら読んだ。
淡々とした本だったけれど面白かったな~
私が高校の頃、授業中ずっと寝ている男子がいた。
彼の人となりは全くわからず。「授業中寝てる」だけ。
その彼が京大に行ったと聞いて驚いた。あんなに寝てて京大行くんだ!と。
東大には憧れないけれど京大には憧れるのは何故だろう。
京都だからかな。
次男が何になりたいかも決まってないし、行きたい大学も決めてないし
何を言っても「別にいいよ」って答えそうだから
「なんでもいいなら京大行ってよ。なぜならかっこいいから」と答えたら
「え、行けるかな笑」と現実的に答えていた。
どうやら「かっこいい」から行けるところではないらしい・・。
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