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#08 全く人気のない観光店のマンホール旅行日記|インターネットを泳ぐ龍

15日間連続である実話を投稿します。

地域のどこにでも存在するお祭り。

そのお祭りの神輿として担がれる龍がある日インターネットの世界に現れました。

そしてTwitterを始めました。

この龍はやがて仲間を増やし、観光店を作り、インターネットの世界だけで地域を盛り上げていきました。

そんな実話です。ご覧ください。

本日は8日目となる第八話を投稿します。

これから後半戦に入ります。体が無いハンデを持ちながらも、いくつものピンチを乗り越えていきます。

*朝の7時前後に最新話を毎日投稿




お客様が激減

前回、オープン初日に300人のアクセスがあったモリオカマツリのお店。

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しかし、その後はお客様は激減してしまいました。

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1日2人〜4人しか訪れなくしまいました。

龍は何か新しいことが必要と考えはじめました。



ポケモンマンホールとの出会い

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龍はある日、インターネットを泳いでいるとポケモンマンホールが岩手に設置されていることを知りました。


世界に1つしかないポケモンマンホール。

ただインターネットを見ると、全国でも、そして岩手県内でもそれほど盛り上がっていない。



龍はこの時、3つのアイデアを閃いた。


1つ目のアイデア

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龍はこの時、岩手にポケモンというネームバリューがあるコンテンツが、せっかく岩手に設置されるのになぜ盛り上がらないんだろう?と考えた。

また日本の本州で一番広い岩手に13個もポケモンマンホールが設置される。

前回「汁人さんとの出会い」により、「旅行に来ると、何かをついでに見たい!」「知らない場所だと、行きたくてもどうやって行けばいいのか?」「おもいっきり満足したいけどどうすれば良いのか?」と皆が悩む事に気づいた。

そのため「ポケモンマンホールを探しながら、観光も楽しめる商品を作ってしまおう!」と龍は考えた。

そして発信し、岩手全体を盛り上げようとも考えた。


そのため、まずは「ポケモンマンホールの行き方パンフレット」を作ることにした。



広すぎる岩手

13個のポケモンマンホールを調べていたモリオカマツリのメンバーは、13個全てを集めるのは大変なことと気づきました。

試しに全てを集めるのにどれくらい時間がかかるかを調べてみた。

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車だと約6時間、歩きだと3日かかることが判明した。


大変な思いをして集めたい人、時間が無いから短い時間で集めたい人、色々な人がいると考えた龍はモリオカマツリのメンバーと会議を行った。



岩手を楽しみながら観光

モリオカマツリのメンバーは、岩手に来る人がポケモンマンホール以外にも観光を楽しんでもらいたい!という意見となった。

そのためモリオカマツリのメンバー全員で、岩手に設置される13ヵ所全ての観光の見所をまとめることにした。

岩手県の13ヵ所すべてのポケモンマンホールの場所と、そして現地の観光名所、更には1日の電車の本数が限られている三陸鉄道の時刻表を見ながらの作業は、昼夜を問わず行われた。

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話題にならないポケモンマンホール

岩手にポケモンマンホールが7月順次設置されていった。

世界に1つしかないマンホール。しかしインターネットではニュースにもならず、公式ホームページもマンホールは設置されているが、更新が少ない状況となっていた。

龍は不安になりながらも、モリオカマツリのメンバーと「いつか誰かに喜んでもらえるだろう!」と夢をみながら13個と多いポケモンマンホールを少しずつ追記をしながらまとめていった。

作業は毎日深夜までおよぶのであった。




誰に見てもらえるかも分からない中、日々パンフレット作りを行う龍たち。

お店へもお客様が全く来ない状況。この状況を龍たちは打破できるのだろうか?

続く

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