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#13 Twitterよ、さようなら|インターネットを泳ぐ龍

15日間連続である実話を投稿します。

地域のどこにでも存在するお祭り。

そのお祭りの神輿として担がれる龍がある日インターネットの世界に現れました。

そしてTwitterを始めました。

この龍はやがて仲間を増やし、観光店を作り、インターネットの世界だけで地域を盛り上げていきました。

そんな実話です。ご覧ください。

本日は13日目となる第十三話を投稿します。

*朝の7時前後に最新話を毎日投稿



地域を盛り上げる仲間たち

龍はずっと1人で地域を活性化させたいと考え、仲間を集めてモリオカマツリを作りました。

そしてお店を続けながら、インターネットを泳ぎながら自分以外にも同じように地域を盛り上げる人たちがいると知りました。

カッパさんやサクラさんと出会いました。

もっとこれから岩手は面白くなると龍は思いました。



龍最後の旅

ついに龍が参加する舟っこ流しが開催しました。

龍の役割は、先祖の供養•五穀豊穣•無病息災を祈りを舟にのせて、爆竹や花火と皆の祈りとともに川を流れることです。

そのため最後まで倒れる事無く、泳ぐことが龍の重要な任務です。



龍の舟

ついに龍の舟の番がきました。

勢いよく、逞しい炎が燃え上がった龍の舟。

しかし、前日の台風10号の影響により川の流れが激しくなっていました。

そのため龍の舟はバランスを崩してしまいました。

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龍は皆の祈りのためにも、そして作ってくれた地域の人たちのためにも、倒れないようふんばりました。

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そして、赤い逞しい仲間に支えながら、なんとか最後まで泳ぎきることができました。


*YouTubeから見つけた実際の映像はこちら



僕は舟っこ流しの龍です。

その後、龍はどこに行ったかはわかりません。

今日は僕の晴れ舞台。みんなの祈りとともに燃える。1年に一度のこの日のために僕は地域のみんなに作られ、様々な方に運ばれる。そして今を生きている方の祈りと、亡くなられた方々への祈りと、これからを生きていく方々の想いをのせて、いつまでも過去と今と未来を泳いでいく。
龍のツイート


今もどこかを泳いでいるはずです。


そして龍が作ったお店はこの後どうなっていくのか?


続く 



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