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さぁさぁいよいよ受験生ですよ

2年生の娘は蛹のように安定した不登校でした。
私は息子のことでてんやわんや、娘も色々考えたんだろうな。

一貫して3年生になったら学校に行くとうそぶいていた娘。
高校生になりたい。全日制に行きたい。という方針は変わらず
受験についてもぼちぼち意識せざるを得なくなり
元不登校から全日制に進学したPちゃんに相談したり
本人なりに調べたりしていたようです。
塾に行きたい、という発言も出るようになり、
そうとなれば、早速体験してみるか、と個別の塾の門を叩くことに。

今までの娘だと初めての場所や人に警戒心を抱いて
固まってしまうんだろうな・・・
朗らかな塾長の笑い声も、疲れを感じてしまうのかも
結局ここは嫌だ、とか言うのかな。
という私の心配をよそに、行ってみるとすんなり入塾を決めた娘。

結局徐々に回復してきていたということなのでしょうか。
その塾が特別良かったということでもないような。

通いだすと、字がきれいだの姿勢がいいのと、なんでもかんでも
ほめられるようで、なんとか宿題もやるようになり、
若い先生と趣味のお話もしてきたり、
ちょっと、いい感じ?と思えてきました。

このまま登校できなくても受験の道が見えてきたのでは??!

春休みになろうという時に2年の担任に、正直3年になっても登校は無理かもしれないとお話しました。

案の定春休み早々に、始業式には行かない。と言い放ちました。
キラキラの中に入ることはもう無理なのかと私も若干諦めモード。
だが高校受験の際に、全日制を望むなら
復帰できているか否かは重要なのではないかと思っています。
なので、夏休みあたりのみんなが受験モード時期に
ある程度学力をつけて自信をつけて戻っていければいいなと考えておるのです。
できれば、ですが。

さてさて、行かないッ!と宣言していた娘ですが
前日に私が帰宅すると
「明日やっぱり行く」
と言い出しました。

お、おう。


朝一緒に行こう、とお友達のお誘いがあったようです。
ありがてえ!!

始業式の新クラスではみんな優しく、けっこう楽しかったようでした。

だが翌日からは行かないッ!

お友達に誘われてもいかない。

周りの子供たちの対応も本当にありがたく、
私は娘のふがいなさに唇をかみしめます。
盛りました。ごめんなさい噛み締めてません。

俯瞰俯瞰。

長い目で見なければ。
ちょっとずつちょっとずつ、娘は動き出しているのです。

中間テストに修学旅行。期末テスト。三者面談。
イベントはてんこ盛りです。
どうするの?行くの?いかないの?
という私の気持ちは置いておいて、
引き続き、様子見。見守り。俯瞰。平常心。

なーむなーむ。



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