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勉強だけはしておいが方がいいよ

っていう、ご意見。
よくネットでも見かけるんです。

実際に、ちょいちょい色んな人からも言われます。

うん、そうだよね。そう思います。
常々そう思ってますよ。

学校に行かなくても、勉強はしておいた方がいい。



知ってる。

わかってるんだってばよ!

でも。
「わかってないからやらないんだ」
「本当にわかっていたら、やるはずだ」

って、けっこう言われるんですよ。

学校に行けるような状態じゃないんです。
学校に行かないのを選んでいる不登校もあるでしょう。

でも勉強は家でできるでしょ?

出来ないんです。
もちろんできる子もいるでしょう。
でもうちの子はまだその段階じゃない。

「そうやって甘やかすから不登校になるんだ」
うちの近所のペリーは自分に厳しく他人にも厳しい。

だから、ついつい母は悩みます。
私がうまく誘導しなければならないのに、それもできない。

言われているようなことは、こどもには小さい時からさんざん言い聞かせています。


だから不登校になったのかな?

私は学校に行かなければならないと思っていません。
中学校を卒業し、そのまま就職しても、どこかに弟子入りしてもいいんです。
ダンサーになるっ!とかいって
アメリカに飛んでもらってもいいんです。

でも、結局何かを成し遂げろ!という圧を感じているのかもしれない。

別に立派な仕事につかなくたっていいんだよ。

ただただ、娘に幸せになって欲しい。

幸せって、感謝し、感謝されること。

どうしたらそうなれるのか。

私がこの子の未来をつぶしている。
丁寧に丁寧につぶしている気がして背筋が寒くなるばかり。



◇◇◇


ああ!もうわかった!
なんでこんなにもやもやしているのかが!
だいたい、私が母親で、私が誰よりも娘の事を考えていて、娘の将来を考えていて、何がいいのか、どうすべきか、当然、私がそこらへんの親族一同より、ママ友一同より、なんなら本人より考え悩んで心底心配しているというのに、「勉強はしておいた方がいいよ」って
なんだその上からアドバイス!

それはもう沈みそうなボートに乗って「助けて!」と手を伸ばしたら、
むこう岸から「泳ぎは身につけておいたほうがいいよ」って

だよね!!!



あー、すっきりした。
たまには毒を吐き出さないといけませんね。

わかっているんですよ。周りだって一生懸命考えてくれているのは。

だから、感謝しています。
娘のことを思って色々言ってくれてありがたいなぁと思っています。
まあ感謝が足りないんでしょうけどね。
へーん。(そういうとこだよ!)


一口に不登校と言っても、みんなそれぞれ状況は違うし、アプローチも変わってくるでしょう。
先生も親も試行錯誤していくしかない。
みんなで考えていきたいけど、それはやっぱり一回その子自信をまるっと受け止めてからの話になると思います。

でもみんな、とりあえずこっち側に寄せようとしますよね。
私も含めて。

どうしても 不登校=怠け 的な刷り込みがあるんでしょう。
私はもうだいぶないと思うけど。どうかな?

私にもやもやがあると、娘に対してちゃんと接することができません。
親切なのはわかるけど、私にあれこれ言わないでよぅ。
誰か「このお薬を1日3回食後に服用すれば元気ハツラツ、不登校は完治します」って言ってくれないかなー。


はっ!!!!

そうだ、課題の分離だった。
娘はちゃんと自分でやっていけるはず。

私が娘にあれこれ指図して、手を引いて、導いてあげなくていいんだよね。
むしろ邪魔しているよね。

何か言われたりすると、すぐ落ち込んじゃって
悲観して、絶望して、何もかもダメにしてしまう。

何も考えないで、今目の前のことに集中しなければ。

娘が落ち込んでいても、太陽のような母でいたいのに。



というわけで、こんな時はASAP!夫にバトンを渡そうっと。

パパ!よろしくお願いします。

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