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通信制高校に行ってきた

通信制高校のオープンキャンパスは娘にとっても全日制に行くより気持ちに余裕が持てるようです。

たしかにアンケート内容も不登校などを前提とした質問が多く、回りの子達に対するガードが緩むのでしょう。

体験中も保護者席が生徒のすぐそばで見られるように配置されています。
子供たちも安心ですね。

娘は冷静にはたして自分はこの中に溶け込めるのだろうか?とこの学校に通う自分を思い描いていました。

やっぱりそこでも制服を探す娘。
制服は大事らしいです。

むすめの中のJK像があるんでしょうね。

家に帰って感想を聞いたところ、悪くはないけれどできれは通信制高校は最後の手段にしたいとのことでした。

その通信制高校は中学校の担任からもけっこう強めにおすすめされていて
娘にはこちらの方が通いやすいだろう、たとえ躓いても手厚くケアされるだろうと大人は思います。
しかし私や先生の思う娘像は本人の思う本来の自分とは違うのでしょう。
理想と現実のはざまで苦しまないよう、先回りしたくなるけれど
苦しむ経験を奪ってはいけないのかもしれない。

どこでもいい。うまくいってほしい。

でもそれは願うにとどめておいて
本人の希望を尊重し、見守るに徹します。

最近やたらと「不登校は見守るだけじゃダメ」という
広告とかSNSのたぐいが目に付くのですが

今は私は見守るだけでいいのか?という葛藤は
今更という感が否めない。

あれこれ手を尽くすも、なんともならない。

という経験をたくさんして、ひとつずつ手放していった結果
見守る。というところに落ち着いたのではないでしょうか。

「それでも常にアンテナを張り巡らせ、ここぞという時に背中を押す。」
いやもうね。そうやってね。

自分の成功体験があれば
絶対こうなんだ!
と言いたくなるんですよね。

いややってみたし。と言ったところで。

いやそうじゃない。
やり方が違う。
こうすれば絶対そうならないのに。

こうしたらいいのに。
わたしならこうするのに。

でも、わたしじゃない。

そうとも限らない。

かもしれない。

・・・・

・・・


たすけてドラえもーーーーーーーーーーーん!!!




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