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保護者会

3学期の保護者会がありました。
とっても忙しかった日でしたが、なんとか行きたいと思い出席することにしました。

私の周りのお友達には娘が不登校なことを話していましたが、不登校の親と他の保護者が話す機会も、不登校の保護者同士話す機会もなかったからです。
私が保護者会に出て赤裸々に現状を話すことで、ほかの保護者、さらには子供たちの理解が深まったり、別の保護者とのつながりが出来たりしないかなーと淡い期待を抱き、どきどきしながら出席しました。

出席しているのは普通に登校できている子の親ばかり(そもそもクラスにもう一人くらいしか不登校はいません)
友達との交流や、先生とのやりとり、さらには1年間の思い出のスライドなどを見るにつけ、言いようのないやるせなさ、切なさがこみあげてきました。
入学当初の写真には娘も写っています。出られなかった体育祭や音楽会などの写真。クラスメイトの生き生きとした表情。

どうして娘はここにいないんだろう。

どうして楽しい思い出をみんなと作ることができなかったんだろう。

2年生になって、宿泊学習に行けるのかな・・

3年生の修学旅行に行けるのかな・・

全部自分の中でクリアしたつもりでしたが、やっぱり胸にくるものがありました。

最後に一人ずつお話する場がありました。
他の保護者の方々は、冗談も交えながら楽しい雰囲気で進みました。
たまたま私は一番最後になりました。
私もさらっと「今学校に行けていないけれど、家で元気に過ごしている。また2年生に向けていろんなことに前向きになれたらいいな」ということを、にこやかに、皆さんに報告したかったのですが、現実は、涙ながらに、言葉に詰まりながら、たどたどしく話している自分がいました。
やだなー---もー----。

不登校の子のお母さん、苦労しているんだな。くらいに思われたでしょうかね。
あるいは、「そんなだから子供が不登校になるんだ」とか思われたかな。。。

とぼとぼと帰ろうとしたその時、一人のお母さんが話しかけてきてくれました。
上の子が中学時代不登校だったそうで・・・
保護者会に出てきてえらいねって、色々あるよね、つらいよね、わかるよって、でもなんとかなるよって、これ以上ない共感と励まし。
(´;ω;`)ウッ…

神様ありがとう。ついでに2年生も同じクラスにしてください!

惜しむらくは、その方の下のお子さんは娘と同級生ですが、男の子なので今のところまったくかかわりがなく、お母さんと次にいつ会えるか、会えるのかどうかもわからないということです。

そして致命的なことに、私は人の顔を覚えるのが苦手なのです。
さらにはマスク生活。

ライン交換とは言わないまでも、もうちょっとお話したかったなぁ。
まあ、まだ2年間ありますからそのうちお会いできる機会もあるかもしれません。

これだけで、頑張って保護者会にでた甲斐がありました。

私がこんな風に心を乱されているうちはまだまだ出口は遠いのかもしれないなあと思いますが、少しずつ私も成長していかなくては!


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