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部活体験

毎日暑い日が続く夏休みのある日、中1の不登校前からの憧れのある学校の部活体験に参加してきました。

現在の娘の成績では非常に厳しい。厳しいを通りすぎています。
おそらく不登校じゃなかったとしてもけっこう高い目標でしたから、担任も塾の先生も私も、カナーーリ難しいが目標としてるなら頑張れ!目標を高く持つことは良いことだ!と思っているはず。

三者面談のお話しでは、担任は頑張りすぎて精神的に追い詰められることを心配しているようです。

もう夏休みに入り、受験まで半年です!
娘も私も一度は行っておこうか。行くだけならタダだし。くらいな感覚で参加することに。

娘は希望する部活の体験がなく、悩んだ挙げ句まあここでいいかという部活動の体験をすることになりました。

行くこと自体は楽しみであったものの、部活体験は親と離れて先輩達のなかに知らない中学生達と一緒に放り込まれるのでビクビクしています。
こんなこと言われたらどうしよう、させられたらどうしよう、お母さんいるよね??

かなりナーバスになっています笑

このところ私立の高校ばかり回っていたので、公立の高校はやはり設備とかこんな感じだよね💦と
暑い体育館で待ちます。

さて部活動毎に場所を移動すると、さすが全国で活躍する部活だけありました。部員の多いこと!
気後れする娘はキョドっています。
お母さん助けて!
と涙目。

しかしここから、スゴかったです。何がスゴいって先生の指導が部員全員に行き届いているのです。
超奥手の娘も決して取り残されることなく必ず隣の高校生達が気にかけてくれ、それがメンバーが変わっても誰もが生き生きと親切で、何よりみんな楽しそう!そしてパフォーマンスが素晴らしい!
先生との関係も良好なのが見てとれます。

気づけば娘はもうどこに行ったかわからない。
こちらをまったく気にすることなく先輩達の質問にも笑顔で答えている。

こんなことさせられたらいやだ~と言っていた事がまんまとあったのですが、それもまったく気にならないよう。

私も娘も、こんな世界があったんだ…という感動。

ここに通い(通わせ)たい!!


何校か見て回って、どこもけっこう良かったのです。
娘もどこの学校にも良さがあって自分が通う姿が思い描けたはず。

しかし今回は圧倒的でした。

まだ見に行っていない学校もあって、そちらももちろん行く予定ですが娘はものすごくモチベーションが上がったようでした。

母は応援しか出来ないけど、もう泣いても笑ってもあと半年
正直言って、今の娘の実力では圏外もいいところなのですが
不思議と、応援する気持ちしかありません。

もちろん無謀な試みなのは百も承知なので頭の中で
落ちたらここを受けて、それがダメならここを受けて
もしダメならここに行けばいいね。
とちらっと考えたのは仕方ないですよね!

うん。大丈夫。
もしここを受験しようと勉強に取り組むなら、もう
どこに行こうと大丈夫でしょう。
受かるとかどうでもいいと思いました。

ここに行きたい!
そのために勉強を頑張る!
どこまで続くかわかりませんが、そういう気持ちになったことがもう娘の回復と成長なんだと
私は、軽く熱中症になりながらも気持ちは軽やか
いよいよ、色んな覚悟を決めて
(娘は復学の壁が立ちふさがり、親は塾に搾り取られる💦)

いざ、高校受験へ!!!



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