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息子迷走中

息子の動向にも気が抜けません。
なんとか学校には行っている模様。
でも時間が遅い。

ある日仕事先に息子の担任の先生から電話がかかってきました。
「昨日今日と学校を休んでいますが、様子はどうですか」

はぁ!?

どうやらスマホから、体調不良とお休みの連絡を入れて、学校には行っていないらしい。

しかし、昨日も今日も家は制服を着て普通に出ています。

息子に電話をかけるも一向に出ません。
夫と連絡を取り、足取りを追います。でもわからない。
どこなの?

補導されちゃうよ、とにかく連絡して。と
ラインを入れ、とりあえず近所のいそうな場所を夫に見てきてもらいます。
私はちょっと遠いので待機。

まず、昨日も今日も自分で連絡を入れていて、昨日は夕方には家に帰って来たので、事件性はないだろう。
最近の行き渋りを考えても、どこかで時間をつぶしているのだろう。

落ち着けるわけもないのですが、待つこと数十分。
夫から連絡がついたと報告がありました。
これから家に帰ってくるとのこと。

あぁ、とりあえず安堵。

ただサボっているのとはちょっと違うと思いました。
先生はさぼりだと思っているかもしれません。
行きたくないから行かないのはさぼりなのかもしれません。
しかし私はショックで。
私は息子のことを見誤っていたのでしょう。
一番の理解者であると思っていたのです。
強くやさしく賢い子(親バカはさておき)だからといって
折れないなんてことはないのです。

私は、どうしよう。
息子に、何を言えばいいんだろう。。

夫が息子と話したらしく、いつになくしおらしいらしいとのこと。
学校に行きたくない。
学校で一日誰とも話さない。
専門学科で、どうも違うと思ってきてしまった。
自分が思っていた未来が描けない
とても辛い。

体育祭があるし、試験もある。
高校生不登校はまったなし。

とにかく高校卒業資格を得るには
なんとか今の学校に通って、卒業までこぎつけるのが一番、楽だよ。
その後今の専門と関係なくても好きな道を探していってはどうか。

色々と話をし、なんとか体育祭に行き、試験だけは受けようと言うことになりました。

すると試験期間中は過ごしやすかったようで
先生とも面談し、帰るなり
「やっぱり高校はこのまま行く」
と言いました。

あぁ、よかった。
と胸をなでおろすことはもちろん
不登校児の母歴1年ですからできませんでしたが

なんとか大丈夫かもしれないという
一縷の望みは持ってしまいました。

はい、フラグ立ちましたよ。


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