母の編み物　夫のグローブ

今、実家に帰ってきていて、リビングでテレビを観ているのですが、ぐでーんごろーんとしている私の横で、母はせっせと編み物をしています。

私が「編んで！」とリクエストした、ティーコージーと茶器を入れる袋の試作中。

娘の私が言うのもなんですが、母はなかなかの編み物の達人です。結婚前には機械編みも習っていて、頼まれて洋服を編んだりもしていたようだし、手編みは棒針も鉤針も使える。
母の手編みのセーター、セットアップ、ワンピースは当たり前だったし、靴下、マフラー、バッグなどの小物もサッサか編んじゃう。
すんごい大作のレース編みなんかもあったりしました。
毛糸玉からスルスルと出てくる毛糸が、みるみるうちに形になっていく様を見ているのは楽しいものです。

ハズキルーペをかけて、まだ寝ない私の横で、「じゃあ、私ももうちょっと編んでよー」っと手を動かし続けている母。
どうもありがとう、ティーコージー、すごく楽しみだよ。

そんな母は、先日までの東京ステイの間にすでに一仕事終えております。

夫のグローブのお直し。

とてもシンプルな作りで、使っている夫も、贈った私もお気に入りだった、メンズ仕様の指あきグローブ。
何シーズン使ったのかな？
親指のところがほつれてしまって、これは今年はもう使えないね… と。
新しいものを探してみたのですが、これがなかなかないのです！

諦めるしかないかなぁ、、、
と思っていたところ、あ！来るじゃん！！
と閃きまして、ダメ元で「直して！」とリクエストしたら、１時間半くらいで直った。

思いつきのリクエストだったので、私が自宅で持っていた余りものの毛糸しかなくて、、、
赤い毛糸もあったんだけど太さが合わず、イマイチねぇ。
あとはベージュよりのミックス糸だから、一番合いそうなのは、このグレイやねぇ、とか言いながら。

ほつれているだけではなく、切れちゃってる糸があったんだけど、目を拾いながら、どういうことなのかわかんないけど、再生しました。

夫、大喜び！
何故か私がドヤ顔ですわ。

ちなみに、最近夫が気に入っているネックウォーマーも母があまりに暇すぎて…と編んだものだった。

と、書いているうちに、７割くらい完成している模様。
明日にはティーポットに試着させることが出来そうです^ ^
完成したら、また書きます。

そして、さすがにそろそろ寝ようって声かけよう。
「キリの良いところまで編む！」と言いそうだけど。