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丸ズッキーニのステーキと真っ赤なマリネ 宝石ラズベリー

今日ほど「ごはんが楽しみな朝」というのも、なかなかありません。
多分これは、2021年の朝ごはんで5本の指に入る朝食のテーブルになったのでは?と思います。

昨日のnoteにも写真をアップしていたのですが【伝】さんからのお野菜とラズベリーが届き、その前に【ムロマメ舎】さんで買ったビーツを仕込み、そら豆を入れたフォカッチャも焼いてある!
そんなあれやこれやをまとめて朝食プレートにのせちゃうんだもの、楽しみに決まってます。

まず1番最初にやっておきたかったのが、ころりんとまん丸可愛い黄色い丸ズッキーニのソテーです。
厚めにスライスして、オリーブオイルでじっくりと焼いて、両面にいい具合に焼き色がついたらOK。マルドンソルトをパラリとかけただけのシンプル調理です。

生でも食べられるズッキーニですが、この大きさだと、皮の部分のさっくりとした歯応えと、内側のとろけるような柔らかさ、どちらも一度にたっぷりと味わえるのがいい。
ナイフとフォークで切り分けながら食べると、もうそれはズッキーニのステーキです♪
こんなに水分があるんだなぁ、なんてジューシー!丸ズッキーニ、美味しい!

これを焼いてプレートにのせただけで、もう今日はかなりご機嫌なのですが、この綺麗な黄色に合わせたのは、真っ赤なマリネ。
この赤のグラデーション、最高に好みです。

ベースになっているのは、松田真枝さんレシピの『ペペロナータ』
ここに、蒸し焼きにして下処理をしたビーツを加えておいたのですが、今朝はそこにさらに、紅くるり大根とトマトも足しました。

濃厚で適度な酸味。パンにも合う!
そのパンは、というと自家製天然いちご酵母で焼いたフォカッチャですよ。

中にはスライスした新玉ねぎと、そら豆を混ぜ込んでいます。
このフォカッチャは焼く時に穴ぼこを開けないで、ふんわり軽く厚めに焼きたかったもの。
イメージ通りのフォルムに焼けました(が、オーブン入れる前に岩塩を振り忘れたという凡ミスした)

生地を仕込んでいるときには、もうこれ以上はそら豆入れられない(私の技術では、具材をこれ以上入れると生地をうまくまとめられない、限界!!)と思うわけですが、こうやって焼き上がりをスライスすると、もう少しなんとか頑張って、あと3割くらいは増やせないかしら?と思っちゃう。がんばれ、私。

でも、オリーブオイルが香り、新玉ねぎの甘さ、そら豆のほくほくと香り、ちゃんと味わえるフォカッチャになってます。

スライスしてリベイクしたのですが、パリッと仕上がった表面も良く、またこの真っ赤なマリネのオイリーな感じが合う。
そして、ズッキーニステーキを食べたあとにお皿に残ったオリーブオイルを拭って食べても美味しかったー。

今日のプレートにのってる水レタスは完全な脇役です。ふわふわひらひらと可愛い、添え物になっちゃった。

だってまだ主役級の素材がヨーグルトの中にあるんですもの。
こちらも昨日のnoteに写真はあげてありましたが、千葉県産の化学肥料も農薬も不使用で作られているラズベリーです。

去年初めて食べて、大感動したこのラズベリーを今年も届けていただけました。嬉しいなぁ。

私、スイーツ大好きですが、ラズベリーソースとか、ラズベリージュレとか、ラズベリーを加工したものって好きじゃないというか、苦手なんです。
「甘酸っぱい」の「甘」も「酸」も両方ともを強烈に感じちゃうんですよね。
少量でも他の素材を負かしちゃうほどの存在感があって、個人的には「これ、入ってなくていいのになぁ」と。
そんな苦手意識の高いラズベリーなのですが、去年、この「フレッシュ」なものを食べたら、180度ラズベリーの印象が変わりました。
全然、別物。すごく美味しい。
優しい甘さとそのあとに広がる爽やかな酸味。
そして、キラキラと透明感のある赤い果実の宝石感に一目惚れでした。

冷凍のラズベリーやスーパーで並んでいるものだと、濃い赤紫なのに、採れたてのものだと、その実は透けて果汁感もたっぷりなんですね。知らなかったー。
そんなラズベリー、今回も限られた期間しか収穫出来ないものなので「今、存分に楽しもう!」とケチケチしないで、パクパクといただくことにします。

なので、いつものヨーグルトに、バナナといちご、ラズベリーもたっぷりとのせました。
あとは、アメリカンチェリーに葡萄ジュース、アイスコーヒーです。

なんとも充実したラインナップだこと。
天気もいいし、幸せだわぁ。

明日も引き続きのものもあるし、週末はご機嫌で過ごせそうです♪

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