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ポルトガルのじゃがいも料理 蒸して焼いて美味しいポテト

今年の冬は我が家のキッチンに出しっぱなしになっている「蒸籠 せいろ」が頑張ってます。

夏頃から、なるべく生野菜もフルーツも控える食事を心がけるように、と中医学の先生に夫も私も言われたことで温野菜生活がスタート。
その時はまだ蒸籠は出してきていなかったのですが、10月後半かな?11月くらいかなぁ?
それがなんでだったのかも忘れてしまったのですが、いつもは戸棚の一番上にしまってある蒸籠を出して使ったら、竹のいい匂いや湯気が心地よく、そしてもちろん「蒸したものは美味しい」んですよね。
そこから出しっぱなしになりました。
ちょこちょこすごく使っています。

今回のこのじゃがいもの料理も、そんな風に蒸籠を出して使っている時期だったから、作ってみよう!という気持ちのハードルが低かったんだと思います。

見た目、なんてことない感じです。
ただのじゃがいもの山盛り。
ケチャップがかけてあって、味の想像も容易いですよね。
でもね、これ、なんかすごく美味しいんです!

たまたま見ていたフェイスブックにオススメだったか、広告だったかで出てきたレシピでした。
そこには「ポルトガル料理」という紹介があって、『じゃがいもをまず蒸して、それを潰して、オイルかけてオーブンで焼く』と書いてありました。

日頃だったら、まずその「蒸す」というのがちょっとね、と思っちゃいそうなのですが、今の我が家はなんでも蒸しちゃう水野家なのです。
ほうほうほうほう、と。

早速、蒸籠に綺麗に洗ったじゃがいもをごろごろと並べてもうもうと湯気をたてながら蒸しました。
スッと串が入るくらいまで蒸したら、今度はちょっと冷まして、ヤケドしないくらいになったら、キッチンペーパーや付近で包んでそのじゃがいもも潰します。
それも、どかーんと握り拳で潰しちゃう感じがいいらしい。皮に裂け目がビリビリ入って、破けている風にするのがポイントだそう。
半分にバカッと、とか、実がポロポロと全部小さく、とかじゃない感じに。
そしてその潰したじゃがいもを耐熱容器に入れて、上からたっぷりとオリーブオイルをかけて200度のオーブンで30分くらい焼きます。

紹介されていたレシピでは、ビネガーに塩、レモン汁などのソースをかけたり、ガーリックを効かせたりと手の込んだ工程がまだあるのですが、それをしなくても「あれ?いつものじゃがいもなのに、なんかすごく美味しいぞ」と思えるものが出来上がります。
塩胡椒、ハーブ塩、ケチャップやマヨネーズで十分に「おおお!」となれるヤツです。

普通に夕飯のテーブルの一品にも、今回の写真のようにワインで楽しむ「家飲み」の一品でもピッタリ!

蒸されてホクホクしっとりとした中の部分が、潰したことでより食べやすい柔らかさになっている上に、皮や割れた部分がオイルを吸ってカリカリにオーブンで焼けて、香ばしさも加わわっています。
太っちょにカットされた皮付きフライドポテトっぽくもあるのですが、それのさらに上を行く感じ。
年末年始はこれをつまみながら、家飲みとか、ネットフリックス三昧とか、そんなのも良さそうですよ!
大人も子供も大好きポテト、私も姪っ子たちに作ってみよう。
明太マヨソースとか、きっと好きよねー。

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