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無花果のフルーツサンドとアイスコーヒー

今、我が家には美味しい無花果の詰め合わせパックがあるんです。
昨日のnoteにもそんなことを書いたわけですが、とにかく私は子供の頃からフルーツが好きで、かなりの偏食だったのだけれども、フルーツだけはとにかく良く食べて育ってきました。

無花果は子供の頃は実家の敷地に木があったから、もいでもらって食べた記憶もあるし、その木を伐採してしまってからも、ご近所さんが届けてくれたりして、食べた思い出。
季節が来たら、普通に食べるもの。かごに入ってどーんとテーブルに置いてあるもの、という印象。
いや、考えてみれば、梨、柿、枇杷などなど、そんな感じでいつも家にあったよなぁ。

あ、話しが逸れましたが、大人になって「無花果、食べたことないんです」という言葉を聴いた時に、え?そうなの?とびっくりするくらい、無花果は普通に生活の中にある食べ物、フルーツでした。
それが今や、スーパーで買うのもなかなかのお値段フルーツの仲間ですよね。
あの気軽にガブガブ食べていた無花果はどこへ行ったんだ!私は無花果が好きなんだ!

それで、大人になっても「無花果が好きだ」「無花果が好きだ」と言い続けていたら、当然夫はそのように認知してくれて、たまに「今日、無花果が安かったよ!」と言って、買っておいてくれたりもするようになりました。ホント、ありがとう。

そして近頃は夫だけではなく、こだわり生産者さんのお野菜などを扱う【伝】さんも、無花果の季節が来ると私を思い出してくださるそう。
なんとも有り難いことで、おかげで我が家はこの辺のスーパーでは手に入らないような品種のもの、しかも無農薬・化学肥料不使用というような手間暇かけて育てられた無花果を食べることが出来ています。ホントに幸せ。

そのまま食べるのが1番ダイレクトにその美味しさがわかるのかなぁ、とも思うのですが、無花果ってあの果実の中の色とか艶とか、たまらないじゃない?それを何かこう、うまく、表現したいよねーと思っちゃうんです。

なんかすごく前置きが長くなったけれど、そういうわけで今朝はスペシャルな無花果を使ったフルーツサンドでした。

食パンは8枚切りを使用。
甘さ控えめの生クリームで、昨夜のうちにシンプルに無花果をサンドして、ラップをぴったりかけて一晩冷蔵庫で寝かせました。
それを今朝はカットしただけです。
でも、そのカットの瞬間がドキドキワクワクですよねー。

上の赤い方が、桝井ドーフィンという品種。これはまあまあスーパーなどでも見かけるもの。
よく熟れていて、透明感のある果肉がキレイ。
白っぽい下の方のものが、コナドリア。
このままでジャムみたいなねっとり感があります。

そして、こちらはまた違う品種。
多分、これはカドタという名前。
今年初めていただいた種類の無花果です。

実はカットしていて、こちらのものの方が手応えとしては、さっくりと切れた印象なんですね。
でも、食べてみたら味わいは完全にこの品種の方が濃厚でした。
ドーフィンはちょっとジューシーというか、水分多めなのですが、このカドタはじゅくじゅくとした柔らかさがないのに、クリーミー。
例えば、よくスーパーで見かける蓬萊柿(ほうらいし)を今日食べたこのカドタくらいの固さの時に食べたら、中はサクサクでさっぱりした味わいって感じそうだなぁ。
うーん、うまく説明が出来ませんが、そんなに熟してなさそうな顔をして、すごい美味しさを秘めてるヤツなんです。(←雑になってすみません)

朝から、これは贅沢なフルーツサンドですねぇ、と夫と有り難い有り難いと言いながら、いただきました。
まだまだ朝も暑いので、ネスプレッソのアイスコーヒーをいれて合わせております。

好きなものだけ、という朝ごはん。
今週は私2回目のワクチン接種を控えていますので、こんな風にしてまた自分を甘やかしながらご機嫌に乗り切って行くつもりです♪

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