バゲットフレンチトーストに完熟柿とマスカルポーネ
日曜日の朝。
もう仕事もないので、のんびりのんびりとしています。
クリスマスディナー用に買ったバゲットが余っていたので、昨夜のうちにフレンチトーストにするために、卵液につけておきました。
いつもとは、カットの方法を変えているのですが、それはただの出来心。
どうなるのかなぁ、という興味と、ただただ用意したホーローバットに対して、このカット方法だと、隙間がなく無駄が無さそうだったから、という理由です。
そういう訳で、今回は長めにカットしたバゲットを上下に分けてスライスしています。
いつもだったら、斜めスライスにしていることが多いんですけれどね。
容器にピッタリとはまって、ぴっちりと卵液に浸かっているの、見てても気持ちいいわー、と思えるのはただの性格の問題だけかな?
さて、そのバゲットを焼きます。
バターを溶かしたフライパンでじっくりと低温で、、、と気をつけていたのですが、先日フライパンを買い替えたら、温度感覚がまだ慣れていなくって、微妙に焦がした。
やや残念ですが、大丈夫!(大丈夫??)
何故かというと、本日のメインはフレンチトーストじゃなくて『完熟柿』だからです。
12月の頭に今年の柿が届いて、それから朝食の時や、夕飯の後のおやつで「富有柿」を食べていました。
子供の頃から慣れ親しんだ、岐阜の柿。
届いた最初の頃のカリッとした歯応えから、少しずつ柔らかくなっていく食感を楽しんでいくのですが、今年は是非『完熟柿』を試してみたい!と思っていたんです。
イタリアンレストランの方がInstagramでアップしている『完熟柿』をみたり、外国では柿はトロトロに熟してから食べるんだよ、というお話を伺ったりとしていたので、どうしても試してみたかったもの。
去年もそう思っていたのですが、せっかちな私は待ちきれず、、、そして、そもそもカリッとした歯応えも好きなもので、、、
でも、今年は我慢した!
途中、これは自然にまかせていては年を越してしまう、と思い、完熟用に取り分けておいた2個のうち1個を林檎と一緒にビニール袋にいれて、追熟を促進させていたものが、このタイミングでいよいよ食べ頃のよう。
よーし、これはフレンチトーストに合わせてやるぞ!ということになったんです。
手に持つと、ずっしりとして重さはありつつ、熟しているからこその、ふわっと感のある手触り。強く持っちゃダメ。そっとね。
その柿をまずはグリルで少し焼きました。
プチッと軽く皮が弾けたところで取り出して、十時に切れ目を入れて、オープン!
スルスルと面白いように皮が剥けます。
柔らか柔らか。
そのままスプーンで掬えます。
皮についている果肉をこそげ取ると果汁が染み出してくるよう。
ジャムのようなところと、濃厚なジュースのようなところとがありました。
まずはフレンチトーストと完熟柿だけで、シンプルに。
柿独特の優しい甘さ、ねっとり感。
そして、追加でマスカルポーネを。
おおお、塩気が加わるとより柿が際立つ!
これ、マスカルポーネじゃなくてブルーチーズだと、より美味しいんじゃない?と個人的には思うのですが、うちの場合、夫がブルーチーズが苦手…というので。。。
次回があれば、私だけこっそり試してみることにしよう。
最後に、さらにメープルシロップも少し垂らしていただきました。
こうなるとこれまた複雑さがあって楽しい。
甘さが足されたというよりも、香りが追加されたような印象。
それぞれ順番に少しずつ変化させて食べていくのが正解のように思いました。
塩ひとつまみとか、カリカリベーコンとかを合わせてもきっと正解なんだろうなぁ♪
念願の『完熟柿』を美味しく楽しめて、充実の朝ごはんでした。
残りもう1個の柿はどうやって食べようか、これから考えます。
パンと合わせることになりそうだけれど♪
美味しかった!!
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