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朝 一杯のコーヒーの余裕を

コーヒーが好きです。

いや、パンも好きだし、麺類も好きだし、いちごもいちじくも好きだし、猫も好き。
いろいろいっぱい好きなものはもちろんあるのですが、仕事の日に朝、コーヒーを飲んだかどうかで、心の持ちようが変わる、というくらいにはコーヒーが好きで、大切です。

夏はアイスで、冬はホット。基本はブラック。

週末、さあ、今日は仕事だよ、という日の我が家の朝ごはんは私がうんと手を抜くので、写真に撮るほどのセッティングもなく、わわわっとそれぞれ食べておしまいなことがほとんどですが、その時にコーヒーをちゃんといれて飲んだがどうか。
飲んでいたら、安心して仕事に向かえるし、飲んでなかったらなんとなく落ち着かなくて、ひとまず自販機でいいから買って、バッグに入れる。現場に着く前に駅のホームででも飲む。
一瞬でもスタバや、なんならベックスでもいいから、座って飲めそうなタイミングがあれば、入る。10 分弱しかなくても。

仕事の前のコーヒーは、そのくらいお守り感がある、欠かせないものになってしまっているのです。

でも、コーヒーを美味しく飲めるようになったのは二十歳を越えたあたりから。
短大を卒業して、大学に編入した時に友達の紹介でアルバイトを始めたのが、名古屋にある喫茶店【KAKO】でした。
当時から自家焙煎を行っていて、客足が途切れたタイミングで店長が焙煎を始めると辺りにはすごくいい匂いが漂って、深煎りコーヒーの美味しいお店。
バイトを始めた当初、朝イチ開店前にシフトに入るとマスターがバタートーストとコーヒーを出してくれるのですが、ブラックで飲めず、ミルクコーヒーに。
【KAKO】に来ていて、飲めないなんて!みたいなところから始まり、ほとんどのお客様が常連さんみたいな花車本店がメインの勤務地だっので、そんな常連さんたちにも鍛えられつつ、いつしか深煎りブラックの味がわかる女に✨

濃いめ重めストロング好きはここからです。

それからもう四半世紀ほどのコーヒーとのお付き合い。
冬のあちあちホットが来る前のこの季節はほどよい温かさのミルクコーヒー。
濃いめにおとしておいたコーヒーに、レンチンミルクをミルクフォーマーで泡だて、たっぷりと注ぐ。なんとも優しい味わいの☕️

このくらいの余裕のある朝。仕事のある朝を過ごしたいものです。

あんまり現場への入り時間が早くなくって、ちょうど夫が休日の朝のランニングに出かけちゃっていて、お天気も良くって、のんびり起きて、ひとりで好きなパン焼いて、とっておきのクッキーとかもちょっとつまんじゃえるような朝。そんな時に少し手を加えたコーヒーを用意出来る余裕。
もう、それでその日の仕事の出来は6、7割まで確約出来ちゃうんじゃないか?そんな風にさえ思えるけど。

今週平日は家で粛々とデスクワーク。
週末はあちこち出動。

週間天気予報だと、穏やかな毎日になりそうだから、今週はそんなコーヒーの朝を楽しめるようにしたいなぁ。
いや、そうしよう♪


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