マフィン２種「いちごバナナ」と「ダブルチョコレート」

３月１８日　久しぶりのしっかり雨　寒い
仕事で朝から原宿方面へ。
１０時過ぎの明治通り沿い、至るところに行列があって、こんなに寒くて雨なのに、すごい！
お目当てのタレントさんの何かがあるんだろうな、きっと。
捻挫して装具をつけた足なので、早足で通り抜けることも出来ず、とぼとぼとそんな楽しげな行列を横目に仕事に向かいました。

しかし、いろんなショップが立ち並ぶ通りを少し入ると驚くほど緑豊かな場所があったりして、東京って面白いなと、もう東京に来て２１年目になるんだけれど、いまだに思います。

さて、そんな風に雨に降られながら移動しての今日でしたが、昨日、友人のために焼いたマフィン２種、どちらも「美味しかったよー」と連絡をもらったりして、それだけでグッと心が上向いて、仕事も頑張れて有難い。

朝焼いて、お昼には渡さなくちゃというスケジュールだったので、バタバタしていたのですが、かろうじて記録のための写真もなんとか。

白くパウダーシュガーでお化粧してある方が『ダブルチョコレートマフィン』です。
こちらは、小麦粉にココアパウダーとアーモンドプードルを合わせていて、少しだけ香りのアクセントにシナモンパウダーもパッパッと。
そして、ざっくりと砕いたビターチョコレートも中に混ぜ込んでいます。
甘いというよりもビターな味わい。

そして、もうひとつは『いちごとバナナのマフィン』です。
生地にフォークで潰したバナナをぐるぐると混ぜ込んでいて、小粒いちごのコンポートを忍ばせたもの。
バナナはぐるぐると混ぜているけれど、いちごは生地をマフィン型に入れてから、ぽとんぽとんと中に落としていきました。
コンポートのシロップも少し上にたらしていて、よく見るとちょっとマーブルっぽくなってるんだけれど、この写真じゃイマイチわかんないですね。

どちらもバターではなくて、太白胡麻油を使っていてふんわり軽め。チョコやいちごの香りです。

昨日、ご自宅にお茶室がある茶友に「お茶会」に誘ってもらっていたのですが、参加が出来なくなっていたところ、、、その茶会のためのお菓子をわざわざ届けにきて下さったんです。
そして、そのお菓子をいただきながら、私は自宅からオンラインで茶会に参加！
嬉しくて、そのお返しに何かせめて、と焼いたマフィンでした。

届けて下さったお菓子が、これまた、もう。

心ときめく赤坂『塩野』の包み
みんな大好き『御門屋』揚げもち

そして、塩野さんですが、この時期の特別な一品が入っていました。ひゃー

うつくしや、、、
「花衣（はなごろも）」という名前のお菓子です。この繊細なひらひらよ。
薄ーく伸ばした外郎で出来た花弁に、なんともまろやか濃厚な黄身餡が隠れています。
はかない、はかない、、、
食べるのが勿体無いほどですが、すごく美味しくてすぐに食べてしまった。
食べるとなくなる、当たり前だけど、なくなって欲しくないーとなっちゃう美味しさでした。
もう一個あった「蕨餅」も期間限定で、とろとろの本蕨の皮にみっちりたっぷりと餡子が入っていて、まさにとろける美味しさだったけど、撮る前に食べてしまった。
自分の食い意地を恨むよね。

お友達はこんなに素敵にマフィンを撮ってくれたのに、、、

素敵なカップとまるでペアのようなお皿はお嬢さんが初陶芸で作られたものだそうですし、、、
ああ、私のマフィンがなんか格上げされてる♪
幸せですね。

自分のために焼くアレコレも楽しいけれど、誰かを思って作るお菓子はやっぱりいいものだなぁ。
「お茶会」とまではいかないけれど、今度たくさんお菓子を焼いて「コーヒーの会」とかやりたいな、お家で。