見出し画像

ミックスダル入り野菜のスープと端っこパンの朝ごはん

先週の水曜日にパンを焼いてから、次の種は仕込んであったのに、タイミングがなかなかなくてパン焼きが滞ってしまいました。
自家製酵母のパン焼きは、なかなか時間がかかるので、仕事やおでかけ予定がない時じゃないと取りかかれないんです。
おかげで久しぶりに、ジョエル・ロブションさんとか、新しいパン屋さんにもチャレンジ出来たのはラッキーだけれど、やっぱり冷蔵庫の中で出番を待ってる「中種」が気になる。

そういうわけで今日は朝から仕込んで、夕方までにバターロールを焼き、明日焼くためのカンパーニュの生地も冷蔵発酵するところまで準備完了。
これで明日以降のパンは確保出来たけれど、本日、今朝のパンがない。

全くないわけじゃないんです。
それこそ冷蔵庫で眠っていたカンパーニュの端っこ。スライスしたら小さめだけど2枚とれそうなヤツ。
そして、この前バゲットサンドを食べた時にカットした両端の部分が余ってます。
もう今日はこれしかない。仕方がない。
なので、パンには目線がいかないように?どーんとたくさん、お鍋いっぱいのスープを作りました。

もっとシックでダークなイメージになるはずだったのですが、思いの外カラフルに仕上がった『ミックスダル入りの野菜スープ』です。

ミックスダルって、こんな感じのものです。

うちにあるのは、もうちょっと黒いものや緑のものの割合が多めかな?という感じ。
黄色とオレンジ色のものばかりのミックスも持っているのですが、なんとなく今朝はこちらを、、、と選んでみました。
もっと濃い色に仕上がるイメージだったけど、新玉ねぎ、春人参、パプリカ赤黄、グリーンピースと入れたら、お豆たちよりもカラフルな野菜が勝っちゃったんですね。

お鍋にオリーブオイル(← 先日の“タケノコのバジルマリネ”の香味油を使いました。これのおかげですごく美味しくなったんじゃないかな?)を熱して、野菜を順番に入れながら、塩をふってじっくりと炒めました。
そして、ザッと洗ったミックスダルとお水を入れて、ゆっくりと煮たんです。
グリーンピースは最後に投入。
あ、小さめにカットしたハムも少しだけ入っているのですが、今朝のこのスープ、調味料は塩だけで、とっても美味しくまとまりました。

完全に食べるスープという感じです。
たくさん作ったので、おかわりも自由!
(残ったら夕飯に回す気マンマンだけど)

パンはスライスしたものをグリルでカリッと焼いておいたので、スープに浸してもよし、マスカルポーネをスプーンでひと救いしておいたので、それをつけてもよし、です。

サラダは水レタスを引いた上に、胡瓜とトマトの塩昆布和えをのせました。
仕上げにごま油を少し混ぜたら良かったかな?
この前、テレビでサラダに入れる胡瓜の切り方を「少しナイフの刃を入れたら、あとは折る」というように紹介していらっしゃる料理家さんがいて、それがとても楽しそうだったんです。
私、野菜の中で胡瓜が1番苦手で、、、
このサラダもトマトとレタスを少し食べただけなのですが、その胡瓜の切り方をどうしてもやってみたくて、八百屋さんで胡瓜を買い、朝のテーブルに出しました。

食べないけど、作りたい物ってありますよね?
ちなみに私の場合、あとは豚の角煮とか、スペアリブなど、脂身の多い肉料理は作るけれど食べないものです。苦手なのです。

あとは、ヨーグルトにバナナといちご。
いちごはもりもりになっていますが、フレッシュな小粒の朝摘みいちごと、先日軽く煮ておいたものの2種類盛りにしました。
ソースもたっぷりで、甘いいい香りです。

ちなみに、ほぼ1日かけて焼いたバターロール。
二次発酵前、成形時はこんな感じ

形もまあまあ揃っていて、いいじゃん!
と浮かれていたら、同時進行していたアレコレに手間取り、発酵させ過ぎ、しかもおそらく湿度も高過ぎたようで生地がダレ気味になってしまいまして、、、

焼き上がったら、こうなんというか、ロールパンのくるくるした段々の部分のはっきりしないフォルムになっちゃいました。
メリハリなし。くびれてない。残念。

全粒粉入りで、卵液も塗らないバージョンの、ザラッとした素朴な雰囲気には焼けたんだけど、これならば、わざわざ巻かなくても、丸パンで良かったんじゃない?なんて思えちゃう。

まあ、でも、明日はコレを食べますよ!
きっと半分に割ってみたら、ちゃんと中はくるくるしているはずだもの。
信じたい。


サポートいただけると嬉しいです^^