ある日突然"借金1300万背負うか"、"実家がなくなる"か選択を迫られた話

"情けは人の為ならず"

最後は自分の信念を貫いた決断をした...
不安だけど後悔は1ミリもしていない。

こんにちは！
yasuです。

今回2回目の投稿になりますが
前回読んでいただい方ありがとうございました🙇‍♂️

週一投稿していこうと思っていますので
よろしくお願い致します。

このnoteは新しい事に挑戦したいけど
行動苦手な"僕note"となっています。

このnote読んで少しでも共感し、勇気が湧き
自分も行動しようと思っていただければ幸いです👨‍💼

それでは書き連ねていきます。

ある日突然の電話

(電話はだいたい突然だろうが！笑)

今年の４月頃突然兄貴から電話があり

『大切な話がある』

悪い予感しかしかしなくて、
親父の身に何かあったのではないかと不安になった記憶を覚えています。

悪い予感は的中し

『実家がなくなるかもしれない』

との事でした。

僕たちの家族構成は
親父、母、兄貴、僕、妹の5人家族で
はっきり言って家族関係はあまり良くないです。

僕は息子と母と3人で暮らし。

親父と兄貴は実家で2人暮らし。

妹は東京の方で1人暮らし。

家族5人で集まることは滅多にないです。
(両親は離婚はしていないですが、別居状態)

そんな中、突然の通告で
かなり戸惑い頭が少し真っ白になりました。

原因を聞くと親父が長年ローンを滞納していて
放置した結果、裁判所の差押え一歩手前まで来ているとの事。

別の銀行から新しく借入をして家を残す以外の方法はなく、
借り入れできるのも僕だけしかいないと伝えられ、且つ期限も２ヶ月以内に判断してくれ
とのお願いでした。

借入金額が"1300万円"で奨学金返済も
280万近く残っている中で二つ返事で決断できるる訳もなく

何よりも僕と親父はほぼ絶縁状態だったと言う理由が1番の決断できない原因でした。

親父との関係性

物心ついた頃から親父に褒めれた記憶よりも
怒られた記憶しかなく、良い思い出も少ないのが
正直なところです。

高校生の時に何度か家出をして
行くあてもなく３日間ぐらい彷徨った記憶もあります笑

元々相性が合わないせいか、よくぶつかり
大学時代にお互い血が出る程の殴り合いをして
警察沙汰になりかけたこともあるぐらいです。

まあでも僕が幼かったでしょうね。

親父の気持ちも理解せずに言いたい事をぶつけていた気がします。

親父は家族に黙っていましたが、
心の病気を少し抱えていて、仕事もあまりうまく行っていなかったと言うのも後日知りました。

しかし、本当は家族みんなどこか気づいていて
ちゃんと"手を差し伸べきれなかった"のではないかとも思えます。

親父には助けられたことも多々あり
僕が若くして彼女を妊娠させてしまい
どうしたら良いかわからない時期がありました。

絶縁状態の親父に伝えたら

『育てる意思はあるのか？』

と聞かれて二つ返事で答えると
一緒にスーツを着て相手方両親に頭を下げに行ってくれたこともあります。

あの時僕は相手方両親に会いに行くのが怖くて
震えてたのを覚えてます笑

もしかしたら親父もそうだったのかもしれないな。

そんな事を思い出すと、とても不器用だけど
家族想いの良い親父なんだなと
少しずつ理解できる様になりました。

実家の件に関しても、家族に心配をかけたくない気持ちがあったんだと思います。

決断の時

本音を言うと断ろうと決めてました。


『借金までして実家にいる必要はない』


『もうどうしようもないところまで来ている』

『何より、自分の生活も守らなきゃいけない』

親父と兄貴と何回も話し合い
その覚悟もないと伝えました。

"別の場所からまたみんなで一からやり直そう"

と何度も伝えましたが

頑固な父親で上手く話が進まず
またここでも大きな喧嘩をしました。笑


もう知らんと放置しようと決めかけていた時に

親父から

"いつかまた5人で集まれる場所を残しておきたい、お父さんが邪魔ならこの家を出ていく
必ず家があって良かったと思える様な日がくる"

と伝えられ

1300万の借金をする事を決断しました。

奨学金も合わせれば1600万です！！

わーおっ笑

"不安の方が大きい"

"なんでそんな判断をしたんだ"

そんな事を時々思いますが

"後悔はしてません"

"情けは人の為ならず"

とても好きな言葉です

目の前の人を大切にできない人が
誰かを大切になんてできないと思ってます。

理屈で考えればアホみたいな決断かもしれませんが"家族は理屈じゃない"。

そんな事を親父に教えられた気がします。

そして、残す決断をして心から良かったと思っています。

いつか家族5人でいや、息子も含めて
親戚一同で実家でバーベキューする日が来ると信じて.....

【写真：孫に自転車の乗り方を教える親父】

yasu