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レンジでゆたぽん〜俺はお前を抱いて寝る〜

私の部屋には暖房がない。5年以上前にエアコンが壊れてから直すことなく今に至ります。もともとカラダが温度変化に強く、直さなくても生き延びることができてしまっていたのです。

でも今年の冬はダメ! 寒い! 死ぬ!

流石に「いい大人がエアコン直すのを怠って朝起きたら死んでいました」では両親も浮かばれないよなと思い、寒さ対策を講じることにしました。

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実家にはこんなものが。なるほどレンジで温めるカイロのような湯たんぽのようなものがあるのか。熱帯夜は保冷剤を抱いて凌いで寝る私。その暖かバージョンを用意すればいいわけです。実家のものは古そうだったので改めて検索してみるとすぐに見つかりました。

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白元アースさんのレンジでゆたぽん。肩用、枕用、椅子のお尻用など種類は様々。私が求めていたのは保冷剤の暖かバージョンだったのでオーソドックスなものを買いました。

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中身はこんな感じ。実物を見ても説明を読んでも、加熱しすぎたり、押し潰したりして、袋が破れてダメになるだろう未来が容易に想像できます。

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ハダカのままだと無骨なので、付属のカバーに入れてみるとこんな感じ。カバーにきれいに入れようとすると袋に若干の負荷をかけなければならないので(私がヘタなだけかもしれん……!)カバーは別途用意してもよいかもしれません。リラックマバージョンもあるよ。

使い心地は上々。歯を磨くとき、おトイレに行くとき、着替えるとき等、何かしらのアクションのついでにレンジにかけておくと、アクションが終わる頃に暖かくなっています。本来の用途は寝るときに足元に置く用らしいですが、カイロ感覚で座りながら太腿の上に置いたり挟むだけでも心地よいです。

触れば手先をすぐに温められるのが特によい! 末端冷え性の手指の冷えはスマホ音ゲーマーの大敵です。「こんな簡単な譜面に……指が……ついていかない……!」という絶望感ともこれでおさらば。手指よりは暖かい己の太腿に触れて手指を温め、代償として太腿が冷える体温の自給自足ともこれでおさらば。ご飯や味噌汁のお椀を持ったときの「あったけぇよ……」という感覚をゆたぽんはいつでも提供してくれます。

ありがとうゆたぽん。今日からお前を抱いて寝る。まだ使って数日なので耐久性や費用対効果は突き詰められていませんが、現時点では結構満足しています。暖房はないけど手近なところに電子レンジのある末端冷え性の人にオススメです。

……はよエアコン直せよ。

余談
カラダが温度変化に強いので季節外れの恰好をしていることがしばしばあります。正直、よくわからないのです。いつダウンを着てもいいのかもわかりませんし、いつダウンを脱いでもいいのかもわかりません。そんな話をしていると「寒中水泳とか平気なの?」的な話になることもありますが「それは寒い、死ぬ」というのが回答です。暑さや寒さを感じる閾値がガバガバなだけで、閾値を超えてしまえば人並みに暑いし人並みに寒いです。私も一応、人なのです。

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