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DIALOGUE+の「ぼくたちの現在地2022」〜着実に歩みを進める彼女たち〜

あなたの「DIALOGUE+」はどこから? という話をしてから1年が経ちました。

今年も昨年に引き続き、1000円で配信が見られるライブがあると知った私は迷わずポチッと購入。2022年1月23日にZepp Hanedaで開催された全力ライブ「ぼくたちの現在地2022」です。昨年は見てほしいと背中を押される形でしたが、今年は自発的に。もうすでに「DIALOGUE+」の魅力を知っているから。もうすでに全力ライブのコストパフォーマンスの高さを知っているから。

この全力ライブの素晴らしいところはMCをナレーションに絞って高密度で楽曲パフォーマンスを見せてくれるところです。今年も期待に違わず1時間ちょっとで15曲。存分に楽しませていただきました。ナレーションによって、この頃にアルバム出したんだ、この頃にライブやったんだ、と「DIALOGUE+」をしっかりと追っていたわけでなくても1年間、彼女たちがどんな活動をしてきたかの軌跡を辿ることができます。

しっかりと追っていたわけではない私の2021年の「DIALOGUE+」に関するいちばんの思い出は「Animelo Summer Live 2021 -COLORS-」の1日目です。今のところ私が唯一、彼女たちのパフォーマンスを生で目にすることができた日。「人生イージー?」のイントロが流れたときには声を出しちゃいけないのに何かが漏れ出てしまいました。フルではなかったけれど大満足。

いつの間にか楽曲が増えまくっていて、今回の全力ライブでは、前回も披露された楽曲を含む最初のブロック以外、初めて観るパフォーマンスばかりでした。開催日である1月23日は別件があったことから、アーカイブを視聴期限ギリギリに見たため、残念ながら、この曲のタイトルはこれで、この曲の作家さんはこの人で……みたいな細かな照合まではできないままに終わってしまいました。静かな楽曲、わちゃわちゃした楽曲、力強い楽曲、面白い楽曲など、いろんな種類の楽曲があって、どれも聞き応えがあり、このうちのいくらかはきっと田淵智也さんの手によるもので、無自覚のうちに、まんまとやられていたのでしょう、私。

2021年に比べると愛称やかんこと鷹村彩花さんを目で追ってしまうことが多かったです。この1年で彼女が変わったのか私の好みが変わったのか定かではありません。私が知っている頃のMVと見比べると、どこか幼さが抜けたような。今回のライブで、どちらかといえばツンとした表情がカメラに抜かれることが多く、パフォーマンスとしては可愛さよりもカッコよさが前面に出ていたように思いました。2月5日が誕生日だそうで。おめでとうございます。

1年前に1.4万人だった公式Twitterのフォロワー数は2.5万人に。着実にファンは増えています。前回、彼女たちにはコンテンツの後ろ盾がないという話をしましたが、ただの私の調査不足で、実際は次世代声優育成ゲーム「CUE!」のキャストから8人を抜擢したユニットでした。盾はあった。ゲームアプリは2021年4月末をもって一旦サービスを停止してしまっているけれど。一方でアニメが2022年1月より、つまりまさに今、放送中です。「ゲームは好調とはいえなかったけれどアニメで跳ねた」といえば「けものフレンズ」の大ブームが思い起こされます。「CUE!」もアニメが跳ねて、流れに乗って、ゲームアプリが再開されたりすると、また面白い展開になるのかもしれません。

あまり手を広げられる状態ではないので、2022年こそ彼女たちのワンマンライブに参加するぜ! と言いきることはできないのですが、「Animelo Summer Live」とか何かしらのフェスでお目にかかれるような気はします。2023年、彼女たちの現在地はどこになっているのでしょうか。今後のご活躍を、そして来年の全力ライブを楽しみにしています(気が早い)。

余談

全力ライブを終えて、結局どの楽曲がいちばん好きなんですかと言われたらやっぱり「人生イージー?」です。疾走感のあるピコピコがクセになってやめられない止まらない。

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