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大阪でホテルリブマックスを間違えることもある。

「酔ってないですよ」

これは酔ってる人の常套句です。心斎橋でご機嫌に(感染症対策には十分に気をつけながら)お酒を飲んだ私が、既にチェックインを済ませたホテルに戻ると、どうやらホテルが違うらしいことに気がつきました。そんな馬鹿なことがあるのかと思うのですが、あったのです。泊まるはずのホテルの名前はリブマックス。間違えたホテルの名前もリブマックス。

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遠くて近いリブマックス。Y軸は違うけどX軸はほとんど変わらないリブマックス。最初に向かってチェックインをする時に確認はしてはいました。この辺にホテルリブマックスはふたつあるんだな、と。間違えないようにしないとな、と。その検索履歴が仇となりました。間違えないように意識しながら間違えたのです。

こんなに遠かったかしら。心斎橋からの道中に何度か思いながらも疑うことなく大阪淀屋橋のほうのリブマックスに向かっていました。思っていたより10分遅れて無事到着。無事なのか。何か玄関の雰囲気が違うよなぁ。何かフロントとチェックインの機械とエレベーターの配置が違うよなぁ。何度か思いながらも疑うことなく宿泊する階まで上がりました。

いやいや待て待て違う絶対違う!

ここまできてようやく調べ直すという行為に至りました。私がチェックインしたのは大阪淀屋橋じゃない。大阪本町だ。気がついた瞬間、恥ずかしいやら面白いやら。上がってきたばかりなのに下がるエレベーターの中、ひとりでめちゃくちゃ笑ってしまいました。

「酔ってないですよ」

いやぁ酔ってた。酔ってだんだろうなぁ。こんな醜態を晒しては言い訳のしようも御座いません。リブマックスとリブマックスの間は経路検索で徒歩12分。往復したので24分。酔い覚ましにはちょうどよかったのかもしれません。

大阪の秋の夜風は気持ちいい。

余談
同じ系列だからなのかホテルが違っても自動でWi-Fiに繋がったので驚きました。これも疑いながら宿泊する階まで行ってしまった一因です。いやもう何を言っても言い訳でしかないですけど。

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