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第10回放送「図工の専門家に聞いてみた③」をまとめてみた!🎨

こんにちは🌤ボケットです!

2020年最終日となりました!みなさん、いかがお過ごしでしょうか??

2020年はみなさんにとって、どんな年でしたか??
Stay Homeの大晦日でゆっくりしている頃かと思います☺️

さて、今回も前回から引き続き、ティーさんがゲストとして登場する「図工の専門家に聞いてみた③」のまとめです!

前回のまとめは、皆様から大変反響しただいました🙌ありがとうございます!

「図工まとめ②」はこちら↓

前回まででだいぶ図工について深く考えてきましたが、今回が「図工回」の」最終回となります🍃

今回も「激神回」の内容となっておりますので、時間の許す方、ぜひ、ご覧ください↓↓↓

⑴図工の授業に「命」を吹き込む

図工って、他の教科に比べたら、格段に自由度がある教科ですよね?? 

子どもにも自由度があるけれど、教師にとっても自由度が高い。
教科書で単元設定はされているけれど、教師の工夫とアイデアで次第で如何様にもなってしまう。

だからこそ、逆に、何をやったらいいか、迷うことってありませんか??
「どうやって、授業を進めればいいのだろう??🙄」

その結果、よくやりがちなのが…
・作業工程を黒板に示し、やり方の指示を出して、その通りに活動させてしまう。

(あ、僕はやってしまっています…💧)

これって、結局、活動主義というか、「作業」に近いものにもなってしまって、「図工の学習」とは違うものになってしまいますよね…。

パーソナリティのスッチーさんは、このことについて問題意識を持ってらっしゃるらしく、ラジオ動画内で、ティーさんに「図工の授業に『命』を吹き込むためには?」と質問されております。

「命」!!

僕は、今までそういう発想で「図工」を考えてこなかったな…🙇‍♂️
でも、仰っているイメージはすごくよくわかります!

そうですよね。「命が吹き込まれた作品」って、プロの芸術家の作品をイメージしてしまいますが、子どもの作品だって、そこには「命が吹き込まれて」いますよね😃

それに気づいていなかったな〜。(深い〜)

⑵「命を吹き込む」導入の在り方 ー世界観に引き込むー

では、ティーさんは、図工の授業に「命を吹き込む」ために、どのようなことをしているのでしょうか??

ティーさん、曰く、そのためには「スタート(導入)が一番大事」と仰っています✨

上述したように、図工の授業で最初によくやってしまうのが、「作業工程を示すこと」です。
これは本当によくやりがちです。

ですが、ティーさん曰く、「導入で工場の作業工程のように子どもたちに伝わってしまったら、当然、「命は吹き込まれない」

たしかに、その通りだと思います🙇‍♂️(すみません汗)

そして、図工の授業に「命を吹き込む」ためには…
「子どもが『わぁー、やってみたい!』と思うエッセンスを投げかけることが重要」とのことです💡

例えば、低学年だと、「宇宙人を作る」「見たことのない生き物を作る」みたいな突拍子もないテーマでの工作の授業ってありますよね?

こういった授業だったら、ティーさんの場合…
「○○研究所から君たちに手紙が届きました😦📨。……、……、……🤖
みたいな語り口調で、物語をつくってしまうそうです!

いや、これは面白い。もうこれだけで、明らかに子どもたちはノリノリになるのが想像できる…。たった、この一工夫で、明らかに「図工」は面白くなる!

他にも、ティーさんは「絵本の読み聞かせから、その世界観に引き込む」ということもやるそうです📘

絵本の読み聞かせたら入ったら、これも明らかに、その後の創作活動は活発になりそうですよね…。すごい。この一工夫を思いつくのがすごい!

つまり、ティーさんは何が言いたいのかというと、
図工の授業の導入では、「いかに、子どもたちをその世界に引き込むか!?」が重要✨とのことです🙌

本当にその通りですね😌こう考えてくると、最初に作業工程を示すようなやり方は、いかに子どもたちの創造力を阻害してしまっているかがわかりますよね。

そして、このことに付随して、ティーさんは、
「図工も基本的には図工室で行いたい。『教室』という、いつもの場所から、違う世界に入っていく。そういう感覚のもとで授業を行いたいし、その世界観に引き込むことが『命を吹き込む』ことにつながると思う」

とも仰っています🎨

僕は、図工室で図工を行うことも結構あるんですけど、それは「作業のしやすさ」を基準にしていました…。そういった基準で図工室を選ぶこともあるだろうけど、ティーさんの発想は、全然違う基準で選んでいますよね😌

繰り返しになりますが、大切なのは、
「いかに、子どもたちをその世界に引き込むか!?」

こういったものを基準にしながら、図工の授業を考えていくといいのかもしれませんね🌱

⑶教室を美術館にしちゃおう😆 ースッチー実践編ー

少し話題は変わりますが、みなさんは「鑑賞」をどのように進めていますか??

ついつい、作品の鑑賞文を具体的に書いているかどうかで評価してしまいがちですが、そもそも「鑑賞」って、作品を見て何かを感じ取り、それを楽しむってのが「鑑賞」ですよね💡

みなさんは、子どもたちに作品を楽しませたり、味わわせたりするように鑑賞の時間を設定していますか??

(僕はやってないですね…汗。そして、どのようにしたらよいかもわりません…)

パーソナリティの一人であるスッチーさんは、このことについて自分で問題意識を持ち、ある工夫によって、子どもたちに作品を楽しませたり、味わわせたりするようにしたそうです!


それは、どのようなものかというと…
「○年○組 美術館🎨!!という実践だそうです😌

一体、どのような実践なのでしょう??

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いいですね〜😃これは楽しそう!
中には、この日のために作品づくりをがんばる子も出てくるです!

ティーさん、曰く、「これも一つの『世界観』」ですよね」とのこと。

たしかに、「いつもの場所から、違う世界に入っていく」という、先程のティーさんの名言の「鑑賞」版とも言える実践になりますよね🌱

⑷夢溢れる教科「図工」🌈 ー見方が変わったら、人生が変わるー

昔、スッチーさんとティーさんが話した時に、ティーさんは「図工では、美術館に行く子を育てたい」と話していたことがあるそうです。

「図工は何かを感じる心(感性)みたいなものが刺激される教科」(by ティーさん)

だから、図工は心にすごく関係してくる教科でもある、とティーさんは仰っています😌

例えば、実際に美術館に行かなくても、
「街を歩いた時に『あ、あの形おもしろいな😃』『この色、素敵〜』」と思える人。ティーさんは、子どもたちがそういう人に育ってほしい、と心底、思っているようです☘

そして、ティーさん曰く、それは、「いろんなことに自分の楽しみを見出せる人」につながる。

「図工で発想し、作っていく経験。鑑賞する経験。その積み重ねで、世界の見方が変わってくるような気がするんです。人生を豊かにしていく。それが『図工』の魅力なんです☺️」(by ティーさん)


😭😭😭😭😭😭 👏✨

なんて、素晴らしい!!

「見方が変わったら、人生が変わる」(by 僕創先生)

図工をそんな風に捉えることができるなんて、夢にも思っていませんでした🌈

「図工」って、こんなにも夢溢れる教科だったんですね😭😭😭!!

⑸おわりに ー自分で何かを創り出すことー

ラジオ動画の最後に僕創先生は、ティーさんに「これからも『図工』をやり続ける?」と尋ねています。

それに対して、ティーさんは「自分の中の核の一つにはしていきたい」と仰っています。

ティーさんが、現代の子どもたちを見ていて感じることは、
「教えてもらうことが好きな子どもたちが多いな😥
ということだそうです。これは、特に、新しい学級を持った時に感じることだそうです。

先生が授業を盛り上げたり、豆知識を与えてくれるのを求めている。
でも、「いざ、自分が何かを創り出していく時、一歩引いちゃっている…」

図工は、
「自分で何かを創り出していく。それを学ぶ、大事な基礎の一つになり得る」(by ティーさん)

だから、ティーさんは「これからも『図工』を大事にしていきたい😌」と仰っています🌱

本当に素晴らしいですね👏✨もう、何も言葉がありません😭😭

「0から1を創り出す教科『図工』🎨

これからの時代を生きていく子どもたちに、とてもとても大切な教科であると実感しました。

ただただの称賛と、こういった図工が全国各地に広まってほしいと思うばかりです👏✨これを元に、日々の授業づくりに励んでいきたいと思います。ありがとうございました🙇‍♂️


以上、ここまでのまとめ(前2回分を含めて)が、YouTubeラジオ動画「僕創とスッチーの二人語り」の激神回、ティーさんがゲストで登場する「図工の専門家に聞いてみた①〜③」のまとめでした。


みなさん、いかがだったでしょうか??

この記事が2020年ラストの投稿となります。
今年の9月末から始めて、このマガジンでは計11本目のnote記事でした。

このような機会を与えてくれた僕創先生、スッチーさん。関係者の皆様。
記事を読んで下さった読者の皆様。
本当にありがとうございました😃
来年も引き続きご愛顧のほどよろしくお願い致します🙇‍♂️

記事を見て「ラジオ動画を視聴してみたい!」と思った方は、
Facebookグループ「僕創とスッチーの二人語り」へ。

放送は「10分×3回」程度が、毎週末に更新されています!


また、こちらのマガジンでは、YouTubeラジオ動画「僕創とスッチーの二人語り」のまとめを行なっています!気になった方は、ぜひ、覗いてみてくださいね🌱

では、また!

(2020/12/31:ボケット「本年も大変お世話になりました☺️来年も何卒よろしくお願い致します🙇‍♂️よいお年を!」)


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