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40代で退職願を出した思考
40代で退職願を出しました。
高卒で今の会社に入ったので、20年以上働いてきたことになります。
うちの会社はホワイトではないけれど、かといってめちゃくちゃブラックなわけでもなく、昭和の町工場の雰囲気が感じられる、少し古臭い、機械製造会社。
仕事内容は好きだったし、人間関係もわりと良好でした。
でも、辞めることにしました。
一番の原因は、身体を壊したこと。
大したことにはならなかったんですが、人生を見つめ直すきっかけにはなりました。
会社に残る選択も当然あったし、40代での退職はリスクがおおきいのも理解はしてるつもりでした。
でもね、「ボロボロになってまで、目の前のお金を拾い続けることに価値はあるのか」という問いに、YESとは言えなかったんですよね。
人生は選択の連続。
違う道を進むのかいいのか、この場にとどまることが正解なのかはわかりません。
でも「退職したい」気持ちを、ごまかして過ごしていくのはしんどかったんです。
「もう40代だから仕方がない」
「そう簡単に退職なんて出来るわけない」
と言わず、少し考えてみませんか。
40代で退職を決意するのは容易ではないです。
だからこそ、ちゃんと向き合うべきです。
今回は僕が退職願を出すまで、どう考えて、どう行動したのかをまとめてみました。
興味があればご覧ください。
【40代、退職】まずは辞めれられない理由を探る
![](https://assets.st-note.com/img/1659241030730-DqkplPA7ms.jpg?width=800)
僕がまず行ったのは、「辞められない理由」を探ることでした。
「なぜ辞められないのか」がわかれば、具体的な対応が見えてくるからです。
‘‘どうせ無理‘‘で終わらせるのではなく、理由を探るのがポイント。
まずは、理由をあげていきます。
【40代、退職】辞められない理由は3つ
僕の場合、「辞められない」主な理由は3つ。
お金の不安があるから
仕事の不安があるから
環境の変化の不安があるから
これらをもう少し深堀していきます。
辞められない理由3つを具体的にする
1.お金の不安
お金の不安は、収入よりも支出が多くなってしまうこと。
なので、まずは月々の支出はいくらなのかを、計算します。
月々の支出がわかると、おのずと最低限の必要な収入もわかってくるので、
漠然としたお金の不安を、数字を出すことによって具体的にします。
少しめんどくさい作業ですが、ここではっきり数字を出すのがポイント。
2.仕事の不安
仕事の不安は、40代で退職したら次がないのでは?と思っていたこと。
実はそれって、思い込みなんですよね。
どの職種にするかにもよりますが、調べれば40代でも、いろいろ仕事はあります。
なので、正社員にこだわらず、契約社員でもアルバイトでもいいので、
月の収入がいくらになるのかをざっくり把握しておく。
3.環境が変わる不安
環境が変わる不安は、もともとコミュ障もあり
また一から人間関係を作っていくのが苦手だから。
これは考えても仕方がないというか、相手次第のところもあるので、
あまり深く考えないようにしました。
【40代、退職】具体的にすると対策も見えてくる
![](https://assets.st-note.com/img/1659241079756-a0l3Eu5Lj5.jpg?width=800)
悩みを具体的にすると、その対策も見えてきます。
僕の主な理由は下記でした。
収入が支出よりも少なくなる
仕事がないかも
コミュ障で人間関係がうまくいかないかも
上記を対策もふくめると、こうなります。
具体的な悩み その対策
1.収入が支出よりも少なくなる ⇒ 支出を把握し同額稼げるようにする。
2.仕事がないかも ⇒ 探してないだけ。いくらでもある。
3.人間関係がうまくのか ⇒ 相手によるので、悩むだけ無駄。
こう見ると、シンプルですよね。
いろんな悩みが絡み合って、見えづらくなってしまってるだけで、
ひも解いてみると、実は意外と単純だったりします。
【40代、退職】対策がわかれば実行するのみ
対策がわかれば、あとは実行していきます。
次の仕事を探して、支出額よりも多く給料がもらえるなら
とりあえず、くたばることもないですし。
僕の場合は、「会社にしがみついてまでお金を拾う価値」を見いだせなかったので、
会社に対しての執着心もありませんでした。
なので、わりとドライに進めることができましたね。
【40代、退職】固定費を減らすことも考える
選ぶ仕事によっては、収入が減る場合もあります。
次の仕事が必ずしもキャリアアップにつながるわけではないので。
なので固定費を減らすことを考えた方が、より動きやすくなります。
例えばですが、
賃貸なら安い部屋に引っ越す
スマホを格安SIMに変える
生命保険を見直す
光熱費を見直す
これらを見直すだけで、ずいぶんとちがいますよ。
【40代、退職】最後に
僕の退職願を出すまでの考えや、やり方をまとめてみました。
人によって退職したい理由はいろいろあると思います。
給料が安い、仕事内容がきつい、人間関係が悪い、等々。
でも、40代だからって、あきらめる必要なんてないんです。
定年までずっとお金を拾いつづけることがダメではないですし、
守るべきものもあるでしょう。生き方なんて、人それぞれですから。
ただ、退職が頭によぎったのなら、「改めて自分の生き方を考えてみる」
そんなタイミングなのかもしれません。参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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