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スペイン人は、どうして視野が狭いのか?#007海外生活の理想と現実

Hola! こんにちは、スペイン在住のkuniです。 

スペインの南、アンダルシア地方は、すでに麦の色が変わり始めるという、なんとも早回しのような季節感。
全てが早く展開している感じです。 (となると、歳を重ねるのも早いのかな?)😂
2月14日バレンタインデー、日本では、まだまだ寒い日が続く中、そこはかとなく、春の香りがしてきております。

とは言っても、朝のお散歩で、出会う人は、みんな目指し帽っていうのですか?目元しか見えない帽子を被り、寒そうに歩いています。🚶‍♀️🚶‍♀️

そうです。この辺りでは、ユニクロや、ヒートテックという存在がないために、暖かい格好をしないと寒いのでしょうか?
私は、上下ヒートテック(とはいえ、すでに1年半以上過ぎたものですから、効能が残っているとは思えないのですが、気分はヒートしております。)なので、歩いているとポカポカとしてきます。

オレンジ畑と、オリーブ畑を抜けていくと、そこには牧場があり、牛たちがのんびりご飯を食べる姿も

太陽のパワーをひたすら感じる家の前
オリーブ畑とオレンジ畑の先の牧場。牛もこちらをみているけれど😂
スペインのどこよりも早く、麦が麦色になる場所。一番暑い場所ってことになります

恵まれた自然の中で、ただひたすら、自然だけを感じ、時の流れ、太陽、空、星、月、そして、動物の姿も、身近に感じつつ、日々過ごさせてもらっているのは、ある意味贅沢なことなのだなって思います。

イベリア半島には、紀元前より牛が住んでいたのは、アルタミラの洞窟からでもわかりますが

北スペインにあるアルタミラの洞窟の壁画はあまりにも有名!!

スペインを語る上で、牛は欠かせない存在。この辺りの名物は、ラボデトロ、牛の尻尾が名物ですし。

うちの近くの牧場の牛ちゃんたちも、どこに売られるのやら、荒々しい、牧場の主たちが、買い付けにやってきています。

ちょうど、朝の散歩の時に、いい気分で歩いてる私の正面から、その荒々しい牧場主たちは、田園風景の細い道を、もうスピードでやってくる。それも、私の真正面目がけて。

あーよけて、私歩いてますよー!!見えてますかー?
おーい!!
おーい!!!

1通行ではないし、反対車線に車はなし、(中央分離帯もないくらいの道)。日本だったら、少しよけますよね、歩道もないんだから、そして、少しスピードを落とすというのに、なぜ、真正面から来るんでしょうか?

あーそうだった、スペインの人たちって!!
例えば、バルのカマレロ(ウェイター)さんたちは、いくら手を振っても、こっちだよーって言っても、なかなか気づかない!!頭の中と目線が一緒で、視野が狭いもんだから、集中力はあるのかもしれない?けれど、いや、そこに、かわい子ちゃんがいたら、その子のことばかりかんがえてるのかも😂

いつも思います。本当に視野が狭いっ……て、これ、たいていの日本の方々は、空気を読む、思いやり、おもてなしなんて言葉があるくらいだから、ほとんどの方が気づくことですが、

兎にも角にも、視野が狭い。

そうなんです。

実は、闘牛でマタドール(闘牛士)も、牛の視野が正面を中心に45度。つまり、目の前に立たないと、牛が気づかないために、真っ正面に立たなければいけない闘牛士たちは、その勇気を讃えられるわけです。

つまり、牛とスペイン人は一緒?古くは、アルタミラの洞窟から、その感性は変わらないのか?

もう、本当に、荒々しい牛飼のおじさんたちに腹を立てるのも勿体無いので、SEIKO  MATSUDAのカラオケバック、大声で歌いながら、振り付けもしながらの散歩に変えました。

そうすることよって、私の幅が異常に大きなおばちゃんに見えるでしょう。そして、視野の狭い、荒々しい牛飼のおじさんたちをイライラさせながらの対策に出ているわけですが😂。

多分、あの牛飼いの人々(毎朝20台以上の車が入ってくる)の間では、毎朝、変な(平たい顔)東洋系の頭の悪そうな人が歩いてるから、気をつけろという噂は、広まっているに違いない!!

いいのですが😂

でも、本当に、視野が狭いスペイン人。なんとかならないものか?と思ってしまいます。集中力があるのか、空気感すら感じられないのか?って思いながらも、
フラメンコを踊る時に醸し出す、あのアイレと呼ばれる、空気感は、なんだろう。
集中力がなせる技なのでしょうか?

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