見出し画像

ここ一週間の日記(2020.8.3~8.9)

8月3日。

今日は一日、今まで食べた刺身の写真を集めてそれに「ウィーアーザワールド」の曲を乗せたバカバカしい動画を編集していた。意味なんかない。ただひたすら刺身が食いたくなっただけ。

画像1

ちなみにボギーの投げ銭動画その13で見れます(笑)。

8月に入ってコロナ減るどころかますます増えてるけど、4月の頃とは状況が違うと思うんだ。

あの時は全てのライブをキャンセルしたし、数ヶ月辛抱したら夏くらいには再開できるんじゃないかという希望的観測もあった。でもそうじゃないって分かったいま、ライブハウスもこのまま大人しく休業し続けるわけにはいかないと思う。

さんざん悪者にされたライブハウスは休業中に徹底的な感染対策を進めてきたわけだし、飲食店や商業施設と同じようにルールさえ守ってるなら堂々と営業して、音楽で心救われる人のためにミュージシャンも堂々とライブやればいいと思う。あとはもう個人個人が感染しないようエチケットの問題かなぁと。

ちゃんとやった上でもしコロナ感染者が出たとしても、世の中に対して謝まる必要は何らないし、謝罪を求めるような社会ならば、むしろそちらのほうをどうにかすべきだろう。

このまま心がこわれていく仲間たちを放ってはおけない。


8月4日。

ラウンジサウンズ、とても良い夜だった。それは共演者のリハ風景を眺めていたミチコさんが感極まってぽろぽろ泣き出したあの瞬間から始まっていた。当たり前がもう当たり前じゃなくなったいま、誰もが特別な感情を抱いてステージに向かっている。

画像2

一番目はイイホシミチコさん。昔はディスコで夜な夜な踊り明かすパーリーな日々を送っていたけど、ラウンジサウンズでボットンズを見た衝撃で歌うようになったというその経緯も最高だし、ピュアな想いを吐露する歌もすごくいい。

二番目はアンリ。アンリのときだけ配信カメラマン変わって貰っておれが撮ったんだけど、あまりにいい顔で歌うのでどうしても過剰にアップにしてしまう。しまいにはアンリが飲んでたハイボールにズーム。アンリの歌、めちゃくちゃ良かった。

三番目の井筒朔くん、この日が彼の人生初ステージだった。誰しも初ステージの記憶とは生涯忘れられないものになるはずで、この日のラウンジサウンズは彼の中に永遠に刻まれるだろうなあ。素晴らしいデビュー戦。

いろんな想いを抱えてみんなステージに上がっている。四番目のともちんはワケあってSNSに顔出しも本名出しもNGだ。それでもステージで歌いたい気持ちは抑えられず半年ぶりのライブ。ともちんの歌はとにかく歌詞が素晴らしい。詩人だ。

トリの瀬戸口恵は歌う喜びが爆発していた。いま、この状況下でステージに立つということは誰もがそれなりの意志と覚悟を持ってのことだ。どうしたっていつも以上に歌に魂がこもる。昨日の瀬戸口恵は本当に全身が痺れるほどいいライブだった。巻き起こるアンコール。

画像3

おもしろ珍企画でもないし派手な仕掛けもない、スタンダードな夜にこそラウンジサウンズの味わいが滲み出てたりする。


8月5日。

次世代のコロッケを発掘!みたいなテレビ番組の出演依頼を打診された…。おれもとうとうここまで来てしまったか…熟考のすえ断ったけど。

画像4


大濠公園にイノシシ出たのか、へぇ〜と思って記事みたら写真が実に楽しそうすぎた(笑)。このイノシシ、福岡市動物園で育ててほしいと切に願うんだけど、どうなっちゃうのかな?

画像5

なんて思ってたら、このイノシシのこと夕方のニュースで流れていた。ほのぼの捕物帳的な雰囲気で伝えられていたが最後にひとこと「猟友会により処分されました」と…。

処分って言葉、本当にしんどい。

これは「イノシシかわいそう」というヒューマニズムの話ではなくて、命に対して「処分」という言葉をつかってしまう感覚の問題。

モンドに絵にしてもらった。

【モンド今日の絵・2020.8.5】イノシシの夏

画像6


8月6日。

広島原爆の日。
黙祷を捧げて平和を祈ります。

これはモンドが描いた原爆ドームの絵。

画像7

「はだしのゲン」をまた読み始めた。学校の図書室にはぜったいあるべき本だし、なんなら各家庭に、親が子供のために買い与えていい本だと思う。大人もいま、もう一度ちゃんと読むべき。

画像8

夕方、鹿子さんと今ちゃんと3人で蝉をつかまえに行った。

画像9

東京の蝉はミーンミーンと鳴くけど、福岡の蝉はシネシネシネシネと鳴くので子供のころ怖くて気が狂いそうになること度々あった。そう聞こえるのおれだけ?w

画像10


夜はNHKスペシャル「証言と映像でつづる原爆投下・全記録」をみる。壮絶に悲惨な映像の数々に目を覆いたくなるが、アメリカ側の無慈悲な証言と日本政府のバカさ加減に怒りが込み上げてくる。戦争の愚かさをイヤというほど突きつけられる凄いドキュメントだった。

そのあと見た「news23」では綾瀬はるかによる原爆体験者へのインタビュー。こちらもすごい内容だった。原爆を製造、投下、撮影をしたアメリカ人博士と被爆者の方による対談。原爆投下を正当化し決して謝らないという博士と、怒りに震えながら涙する被爆者のおふたりの心の交わらなさに戦争の根深さを感じた。

今日は一日中ずーっと原爆の特集番組をみながら戦争のことを考えていた。ほとほと心が疲れたが、このくらいしないと黙祷にならない気がして…。とにかく戦争は愚かしい。


8月7日。

お別れ会などもコロナで出来なかった幼稚園。今日は「一年生の同窓会」として2時間だけ卒園生を集めての園庭開放で、今ちゃんめちゃくちゃ嬉しそうだった。子供たちの慣れない小学校生活における無意識のストレスみたいなものにも寄り添って考えてくれるホントに良い幼稚園だなぁと改めて思った。

画像11

子供たちとタイヤ引き(タイヤを陣地まで引っ張り合うゲーム)を真剣勝負でやったんだけど、見た目よりハードすぎた。きっと明日は全身の筋肉が悲鳴を上げているだろう。

画像12

帰りにもらったヨーヨー、いままで何気なくみてたけどこの模様ってどうやってつけてるんだろう?ひとつひとつ模様ちがうし。

画像13


汗だくで家に帰ってまず風呂に水を張り、ざぶんと水風呂!外がもはやサウナなので最高だ。風呂上りに「サ道」で知って飲んでみたいと思ってたオロポ(オロナミンC+ポカリ)を遂に飲む!うーん、やっぱりビールのほうが良いな。

画像14


ヤジロベイの大石くんから珍しく「話がしたいので会ってもらえますか?」という連絡。知り合って20年近いが今までそんなちゃんと話したこともないのに…。なんだか胸がざわつく、悪い話でなければ良いのだが…。

しかし、ほんとうにただ話がしたかっただけらしい(笑)。今まで人見知りで叶わなかったけど勇気を出して連絡してみたとのこと。「ボギーさん!今日からボク変われそうです!」と大石くんは明るい表情で笑った。カフェのマスターはきっと何かの怪しいセミナー勧誘だと思ったに違いない。

画像15

お会計のとき「サイコロ3つゾロ目が出たらカレー代が無料になります」とマスターからサイコロを手渡された大石くん。「ボクこんなのどうせダメなんですよね〜」と言いながら振ったサイコロがこれ。

画像16

さっそく人生変わったかもしれないね。


8月8日。

GASのSAMさんが亡くなったことを知る。nontroppoとツーマンライブやらせてもらったのはもう9年前。あの頃から酒でぼろぼろだったけど、ステージ立つとあれほど力の抜けきった酔拳スタイルは真似たくても出来ない最強のボーカリストでした。

画像17

SAMさんがライブのMCで「次はメンタルだからメンタル」って言ってて、 精神的な音楽なんかな?って思ったら、 曲始まった瞬間にSAMさんステージからふらっと居なくなって楽屋で酒飲んでおり「?」と思ったが、しばらくして「あ!インストゥルメンタルのことか!」と。小さなエピソードだけどよく思い出します。

春吉の生きた伝説がほんとうの伝説に…合掌。

大阪吉村知事イソジン騒動以来なんだか妙に恥ずかしく感じてしまい、もともと家にあったイソジンだがふつうの水でうがいするようになった。それは単におれがひねくれ者だからだけど。

画像18

しかしこの記事、おもしろい。
自分も常日頃から思っていた日本の学校教育についての話。

「うがい薬買い占め」で露呈する、日本の学校教育の致命的欠陥

読んでみてください。

以前、中学校で一日授業をやったとき子供たちに苦手な教科を訊いたら大半の子供たちが国語と美術を挙げた。その理由は「明確な答えがないから」だという。まっさらな答えを自分の力で導き出すことに「喜び」じゃなく「不安」を感じさせる日本の教育にはずっと絶望感を感じている。


8月9日。

今日は長崎原爆の日。黙祷。

豚のスペアリブを買ってきて肉骨茶(バクテー)を仕込む。シンガポールのスタミナ料理。めちゃくちゃイイ匂いなのだが、ベイビーからは「クサッ!」って一言。ボギーが作ったチキンライスとバクテー、楢崎くんのフィッシュヘッドカレーどれもうまかったんだけどな。

画像19

夜の 「居酒屋ボギー」はシンガポール特集。過去最長の2時間越えの配信となってしまったが、それだけシンガポールの面白い情報てんこ盛りな内容。

画像20

シンガポールのガイド本にも載ってない意外なスイーツ情報とか、I FLYの話とか、インドバーでの話とか、エロい店の話とか、タイディスコの話とか、タイガーバームガーデンの話とか、今回かなりボギトーーク並みの面白話が満載なんでみてね!シンガポールに行きたくなること間違いナシ!

「居酒屋ボギー」シンガポール特集

<内容>
タイガービール
シンガポールの食について
ボギーと楢崎シェフの料理
歌「戦争ワルツ」ボギー家族
シンガポールの街について
リークアンユー
チャイナタウン
リトルインディアでの珍事
モンドのシンガポール個展
I FLY初体験
シンガポール最大のクラブ
シンガポールの罰金あれこれ
エロ事情
狂気のタイガーバームガーデン
タイディスコ
紅星酒家の中華四天王
タイガーバームガーデンでリトルゾンビーズ
歌「飲もう」

「居酒屋ボギー」はコロナ以降の自分を支えてる大事なプラットホームである。

画像21

<ヨコチンレーベルの通販>

ヨコチンレーベルウェブショップ

【モンドくんの似顔絵屋さんネット受付サービス】

ヨコチンレーベルHP


のぞいていっておくんなまし。


よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは活動費として大事に使わせていただきます。