見出し画像

【現代病】恐ろしいストレートネック①治療の進め方

本日のトップ画像は、Yokoito / イラスト さんからお借りしています。
https://note.com/yokoito_illust/


トップ画像のどちらがストレートネックか分かりますか?

正解は…  


左です!

正常な場合、7個の首の骨はゆるやかな「C」のようなカーブを描きながら連なっています。喉を少し前に突き出したような感じです

このカーブがなくなって真っすぐになってしまった状態をストレートネックと言います。

左の画像は、喉が斜め下を向いています。

 

どうしてこの問題を取り上げたかと言うと、実は私がストレートネックになってしまったからなんです…


こちらの画像をご覧ください。

左の正常な人のカーブに比べ、右の私の首はカーブがありません。
しかも、首を支えるために新たな骨(赤やじるしの部分)が生えてきています。

人間の体って不思議ですね~~


ストレートネックには、遺伝的なものと後天的なものがあります。
私の場合、後天的なもので、その原因は明らかです。

・仕事
・大学のレポート
・動画制作やSNS
これらが原因であると考えられます


仕事?えっ?
KUNOICHIキョーコはリンパ整体師。
お客様の身体の不調を取り除くことが仕事。
それなのになぜ?
と思われるでしょうね。

施術中の姿勢を想像してみてください。
前傾姿勢の下向きです
加えて、行政の仕事に関わっていた時はお昼休憩45分間以外は一日中デスクワークでした。


そして、大学のレポート。
パソコンに向かっている姿勢を想像してみてください。
これも前傾姿勢の下向きです。
なかなか合格をくれない教授のレポートには一冊で数か月かかることもありました。


それから、動画制作やSNS。
なんとこれも前傾姿勢の下向きです。
まっすぐ前を向く姿勢を取っていたとしても、目を酷使する時間が長いと首は固まってしまいます。


この条件でストレートネックになるとしたら、みんなストレートネックになっちゃうよ?

そうなんです! 
最近ではストレートネックが急増し、深刻な問題となっています。
ストレートネックには様々な症状があり、現代人なら誰しもなり得ることです。


1回目の今日は、
ストレートネックを見分ける方法自己整体の入門編
をお伝えします。


ストレートネックを見分ける方法


日常チェック
常に肩や首のコリを感じている
日頃から肩に力が入っている気がする
雨が近づくと頭が重たい
肩こりからくる頭痛が頻繁に起きる
枕を何度変えても合う感じがしない
スマホを触るとすぐに肩や首が痛くなる
仕事でパソコンをする事が多く目が疲れやすい

動作チェック
首を前に倒します… 首につっぱりや痛みを感じる、下を向けない
首を後ろに倒します… 首につっぱりや痛みを感じる、上を向けない
前屈をします… 腰で止まってしまう、息を止めてしまう
壁に肩・背中・お尻・かかと、最後に後頭部をつけます… 首に痛みを感じる、後頭部がつかない

これらの項目に5つ以上当てはまる人は、ストレートネックの可能性が高いです。



ストレートネックはコリや痛みだけではなく、全身の筋膜や筋肉のこわばり、極度な冷え、気力低下、不眠など、様々な症状が出てきます。
今回は、直接的にCカーブを作る方法ではなく、硬膜を緩める方法を行います。
硬膜とは、頭蓋骨のすぐ内側にある硬い膜のことです。
硬膜を緩めると、頭・首・肩がリラックスし、自律神経を落ち着かせることができます。


では、メソッドに進みましょう。

自己整体の入門編

メソッド①
壁にタオルをあてて、額をつけます
両手を熊の手にして、1cmほど離し、頭頂部に置きます。
少し強めに指圧します。首の付け根の凹みまで行いましょう。
ポイントは、ゆっくり行うこと。呼吸に意識すること。
こうすると、リラックスして副交感神経が働きやすくなります。

メソッド②
指先を後ろにして、手のひらの中心で耳をふさぎます。
中3本が当たる所を指圧します。
指圧したまま左右に動かしましょう。
ポイントは、指圧した指の位置を変えないこと。ゆっくり動かすこと。
こうすると、硬膜がゆるみやすくなります  痛たた… けっこう痛い…

こんな状態でも毎日行うと軽減してきます。 
圧力を少な目にして続けてみてくださいね♪
 

今日のまとめ
ゆっくり指圧して硬膜をゆるめる。
呼吸を意識してリラックスする。


ストレートネックかどうかの見極めは、見た感じや、触った感じである程度わかりますが、正確に知るためにはレントゲンが必要です。

整形外科で撮ってもらったレントゲンを、整体院に持ち込んで治療してもらうということです。

整形外科で手術する方法もありますが、重症でなければ自己治癒力を利用した治療をする方が体の負担は最小限で済みます。


私の場合、スポーツで傷めた左肩に重い症状が出ていて、全身の筋膜が硬くなり、気力も低下していました。
幸いにも家の近くにストレートネック専門の整体院があって、そこにレントゲンを持ち込んで治してもらうことになりました。


ストレートネックの治療は、首に正常な「C」カーブを作ることですが、どうして「C」カーブが必要かというと、カーブがあることによってクッションの役割りができ、脳脊髄液・神経・血管・リンパなどの働きを守ってくれるからなんです。
いわば、自律神経を整えるということになります。

自律神経と聞くと、精神疾患ばかりクローズアップされますが、すべての病気に自律神経が関わっていると言っても過言ではありません
ストレートネックは、自律神経のうち交感神経ばかりが働いている状態、つまり、常に緊張状態であることを覚えておいてください。


整骨整体による骨の調整 そして、
リラックス効果による副交感神経の作用

この両方をうまく採用して自律神経のバランスをとることで改善していくのです。



皆様には私と同じ目にあって欲しくないので、こうして生の声をお伝えすることで気付きや改善のお役に立てることを願っています。

ストレートネックは1回では伝えきれないので、
私が体験した辛い症状と、
実際にやってみて効果があった自己整体の方法
シリーズで紹介します。
動画を繰り返し何回も観て、ぜひぜひぜひ、実践してください!


次回をお見逃しなく!


No.33①恐ろしいストレートネック!世界中の現代人に知って欲しい話!
↓  ↓  ↓

https://youtu.be/pbm6QfkOQi0

サポート本当にありがとうございます!(*- -)(*_ _)ペコリ! 模索しながらのオンライン活動中ですが、ネタはたくさんあります! お仕事依頼にも柔軟に対応させていただきます! どうぞよろしくお願いします。