座りっぱなしによる腸への影響
こんにちは、body∞infinityの益満です。
日常生活のなかでみなさんはどのくらいの時間座っていますか?
座っている時間が長くなることの健康への影響を過去の記事に書かせていただきました。
座っている時間が伸びることで健康への悪影響があることを解説しましたが、腸へも悪影響があることが分かってきました。
本日は座っている時間と腸との関係について解説します。
6時間座ったままでいると大腸がんリスクが増加する
6時間座ったままでいると、大腸がんリスクが増え死亡率が高まることがわかっています。
その要因として「胆汁」が関係しています。
胆汁は肝臓で作られ、胆のうで濃縮されてできます。
小腸で増えすぎた最近を殺菌する作用があります。
座っている時間が長くなると、胆汁の流れが悪くなり細菌が繁殖しやすくなるのです。
対策はこまめに姿勢を変えること
座っている時間が長くなることが腸内の有害物質を増やし、不調のリスクに繋がります。
対策としてはこまめに姿勢を変えることです。
1時間に1度は立ち上がるようにして、座りっぱなしを避けるようにしましょう。
まとめて運動するよりもこまめに動くことが効果的といわれています。
質よりも量に意識を向けて動くようにしてみましょう。
まとめ
①座っている時間が長くなると大腸がんのリスクが増加する
②胆汁は小腸で増えすぎた最近を殺菌する作用がある
③座っている時間が長いと胆汁の流れが悪くなる
④予防として1時間に1度は立ち上がるようにする
【参考文献】
(1)江田 証;新しい腸の教科書 健康なカラダはすべて腸から始まる,p124-125
著者情報
益満俊宏
1988年 東京都生まれ
2012年 理学療法士免許取得。都内の病院にて脳血管障害の方のリハビリを中心に行う
2015年〜現在 神奈川県の整形外科に勤務
〈自己紹介〉
記事を読んでいただきありがとうございます!
このnoteを通して、多くの人が自分の体で自分らしい人生を送れるようになることを目的に活動しています。
私たち医療従事者が読んでいる医学論文を、一般の方にもわかりやすく解説できるよう心がけています。
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