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腸が冷えることによるデメリット

こんにちはbody∞infinity(@body8infinity)の中野です

今回は「腸の冷え」の問題です

近年日本人の腸の状態は悪化していると言われています
以前と比べ様々な腸のトラブルを抱える人が増えていると言われています
実際に難病の一種である「潰瘍性大腸炎」や「クローン病」など深刻な腸の病気にかかる人も増加の一途をたどっています

その原因は!?何なのでしょうか?

「食の欧米化」や「添加物の取りすぎ」ということが良く言われます
食の要因の問題定義も多く言われています

しかし、根源として「腸の冷え」があげられます

腸内環境を整えることとは?

近年「腸内環境を整える」ことが強調され「腸内環境を整える食品」に注目が集まっています

「腸活」という言葉もでき、腸に優しい食生活を意識する人が増えてきているのも事実だと思います。これ自体はとても良い事なのですが「腸に良い食べ物さえ食べていればいい」というのは偏った考えです

そもそも「腸の動き」が悪くなっていると、どんなに腸に良い食事をしても、消化吸収がそもそも上手くいかない状態なのです

「腸の動き」に悪影響を及ぼすのが「腸の冷え」なのです

逆を言えば「腸の冷え」を無くすことで「健康になれる」ということにもつながります

腸の冷えが全身の不調を招く

寒い日に運動をしようとしても、なかなか体が動きにくい経験は皆さんもされていると思います

それは筋肉が冷えて動きにくい状態にあり、寒いので温まりにくいために「動きにくい」という結果につながります

内臓も同様で「冷えると働きが低下してしまいます」
特に腸は数ある臓器の中でも「冷えの影響を受けやすい臓器」と言われています

冷えにより、腸の働きが低下することで「便秘」になりやすくなります
冷えやすい冬の時期は「便秘」の方が増える傾向にあります

寒い時期なので、腸が冷え、運動も不足がちになることが原因と考えられます。また時期的にも年末年始など、暴飲暴食をしやすい時期にあることも理由の1つとしてあげられます

そもそものベースになっているのは「腸の冷え」になります

逆に夏にも「腸の動きの低下」による「便秘」が増えるそうですが、夏場は「クーラーの冷え」「冷たいものを摂ることが多くなる」などが理由としてあげられます

腸が冷えることで起こるのは「便秘」だけではありません

消化吸収を担う小腸、不要物を排泄する大腸が冷えると、それらの機能が停滞するので、全身の不調につながります

体力が落ち、疲労や倦怠感が表れやすくなったり、免疫力の低下も招きます
更に冷えが進行すると「自律神経の乱れ」にもつながり「不安」「イライラ」などの症状なども生じやすくなります

腸冷えと代謝

腸は「身体の代謝の要」でもあるため「腸が冷える」と太りやすく、新陳代謝も悪くなり、体質の改善が困難になります

ダイエットをしても「腹部の膨満」が解消しない時は「慢性的な腸冷え」が疑われます

腸が冷えの影響を受けていないかのチェック項目

1.下半身や足元、手先などが冷えやすい
2.時間帯・場所などにより環境の「温度差」が大きいと体調が悪くなる
3.慢性的な便秘をしたり、お腹の張りを感じやすい
4.冬になると、便秘や下痢などの腸トラブルが起こりやすい
5.いつもなんとなく体がすっきりとせず、身体も重い感じがする
6.手足や顔が浮腫みやすい
7.緊張や不安で胃腸の調子が悪くなりやすい
8.過食をしているわけでもないのに、太りやすく痩せにくい
これらの症状が多ければ多いほど、腸が冷えている可能性が高いと言えます

出来る所から、食事や生活習慣を改善し健康的な腸を取り戻していきましょう!腸を温め、健康的な腸活を行う方法はまた後日お伝えします!

今回は「腸の冷え」が身体にどのような影響を及ぼし、自分がどんな状態なのかをしっかりと把握できれば幸いです

<自己紹介>
こんにちは!
body∞infinityの記事に興味を持っていただきありがとうございます。
このnoteを通して一人でも多くの人たちが自分の体で自分らしい人生を送れるようになることを目的に活動しています。
あなたの健康に関するお手伝いが少しでも出来れば幸いです。
〈著者情報〉
中野洋平
1980年 福岡県生まれ
2004年 理学療法士免許取得 
     回復期リハビリテーション病院
     同財団の総合病院・訪問リハビリも勤務
2008年 保健医療学修士号取得
2014年 神奈川県整形外科クリニック
2019年 メンタルトレーナー資格取得
2021年 東京都小金井市に整体院を独立開業

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