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年をとるほど動けるようになる ⁈

私たちの身体は歳をとると本当に動けなくなるものなのなのでしょうか。

私はダンスも踊っているので、動くことに関しては人より少しだけ繊細に感じている部分があるので、「動ける身体」について、私なりの意見を述べようと思います。

ダンスを教えていて皆さんを見て思うのは、20代の人より40代の人の方が圧倒的に動きが悪いということ。

体力がなくなる(長時間力づくでガンガン踊れない)というのは何となく分かりますが、「動きが悪くなる」ということとは別の話しだと思うのです。

本来であれば、歳を重ねるということは時間をかけて経験を積んでいるのですから動きが良くなっているはずなのに、極端に動きが悪くなっている人が多いように感じます。

ただ30代と80歳の人を比べたら、80歳の人の方が多少動きは悪くなるかもしれません。

もちろん歳を重ねていくと少しずつ動きは悪くなるかもしれませんが、40代、50代の人が20代に比べて圧倒的に動けないというのは少し違う気がします。

この場合の動きというのは動きの質も含めてお話ししています。(余計な力が入らず動くという意味です)

10代や20代は力任せに動いていることも多いので、私もそうでしたが、動きの質はだいぶ下がります。

しかし、経験を積み、少しずつ動く極意みたいなものが見えてくると、力を抜く練習を無意識にし始めます。

そのピークは30代中盤以降かもしれません。

なのでスポーツ選手の絶頂期は30代中盤頃というのが私の意見です。30代後半から40代となると、ピークからは緩やかに落ちていくかもしれませんが、「動きの質」はまだまだ向上していきます。

ですので、20代より40代の人が圧倒的に動けないというのは考えにくく、むしろ40代の人の方がいい動きをすることもあるはずです。

題名にある[40代の方が20代より動ける]ということもおかしな話しではないのです。

ですので、動きのピークの30代と少しずつ動きが悪くなる80代では差があるかもしれませんが、もしかすると、この先、60、70、80歳と歳をとればとるほどどんどん動きの良くなるような人が現れるかもしれませんね。

スターウォーズのヨーダやジャッキーチェンの映画のお師匠さんのイメージです。現在でもキングカズさんのような歳を重ねても現役で活躍する人も現れ始めましたね。今後はもっともっと歳を重ねたスポーツ選手やアーティストが現れると思います。

動きの話しをするとスポーツのイメージが強いかもしれませんが、お習字の先生やお花の先生は歳を重ねられた方が多いように思います。経験によって技術が増すといったところでしょうか。

歳を重ねると動けなくなるということが常識になり、「動けなくなることは仕方のないことだ」と考えてしまう方が多いかもしれませんが、力を抜き動く方法を覚えるには時間と経験が必要です。

歳を重ね経験を積むことで身体はもっともっと動きやすくなるはずです。私も40代半ばを超えましたが、若い頃の自分にはまだまだ負けないどころか、今の方が断然、動きの質やキレはいいです。たしかに歳を重ねれば 緩やかに動きが悪くなることはあるかもしれませんが、極端に動けなくなるということとは少し違う気がします。

動きの質を上げるためには力を抜く事が重要で、そこをふまえて経験を積むと

歳をとればとるほど良くなっていく

といったいいスパイラルに入りますのでまだまだ諦めず身体を動かすことを楽しみましょう。


#ボディフレックス #いい動き #運動 #歳をとっても動ける #力を抜く #40代


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