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弟子入りする修行期間は期限を決めよう!!

皆さんこんにちは。BodyUpdation 中田史弥です。

今回は、『弟子入りする修行期間は期限を決めよう!!』というテーマでこれからどんどん経験を積んでトレーナーとしての活動の幅を広げて活躍したいと思っているトレーナーさんたちや学生の皆さんに向けてのお話をしたいと思います。

経歴

本題に入る前に簡単ではありますが、私の自己紹介をしたいと思います。

京都府出身平安高校硬式野球部卒業後、アスレティックトレーナーを目指し単身でアメリカに渡りました。
アメリカ医学界(AMA)によって準医療従事者として認定され、国家資格の立ち位置とされているトレーナーの資格NATA公認アスレティックトレーナー(NATABOC-ATC)を取得し、
大学卒業後は、アメリカに残りスポーツの名門校であるUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)にあるトレーニングセンター「Acostaアスレティックコンプレックス」にて勤務しました。UCLAでは男子バレーボールや女子バスケットボールのアシスタントトレーナーも務めました。
2019年に日本に帰国後、全日本女子バレーボールジュニアカテゴリー(U20/23)のトレーナー活動をはじめ、
現在は、関東圏でのトレーナー事業であるBodyUpdationの責任者として東京ガス硬式野球部パフォーマンスコーチとしてコンディショニングの普及活動などを行っています。

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BodyUpdationについてご興味のある方は、下記のnoteをご覧ください。

早速本題に入りたいと思います。

『いつ、どのくらいの経験・知識が身に付けば人に自分の理論を説明できるようになりますか?』

私は日々パフォーマンスコーチ・アスレティックトレーナーという立場で選手にトレーニング指導をしながら、次世代のトレーナー育成プログラムの構築やセミナーなどでの講習会にて自分の考え方を共有させていただく活動も行なっています。

そうした活動の中でよくある質問の一つが

『いつ、どのくらいの経験・知識がつけば人に自分の理論を説明できるようになりますか?』

というものです。正直、私のこの質問に対する答えは「いつでもいい」ということです。

その理由は、

自分以外の他人に自分の考えを共有することに年齢や経験・キャリア年数は関係ないと思う。ということに加えて、学生、新人、中堅、ベテラン、どの立場の人からも学びになることは多くあると思うからです。 

私自身の経験上、どの環境に置いても自分の責任の下で現場指導をしているトレーナーさん達は、少なからず他人に説明出来る理論・考え方を持っています。そうした方達との会話やお話は非常に勉強になりますし、自分の責任の下、自らの言葉としてお話されているので説得力があります。

下積みとしての弟子入り

もちろんキャリアの最初から自立できる人たちは、ほんのひと握りだと思いますし、私自身、学生時代や資格取得後のキャリアの始めはさまざまなトレーナーさんたちの下で経験を積めせてもらい、その中には今でも師匠と呼べるトレーナーさんたちに出会ったことは事実です。

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ですので、自分より知識・経験豊富なトレーナーさんから学ぶ時間というのは必要だと考えますし、その経験から得たものは自身のキャリアの礎になることは間違いありません。

しかし、ある一定の期間、そうした時間を過ごしたあと、

次のステップとして自分の責任の下、取捨選択、物事の判断・決定をしていく立場を経験することで、よりトレーナーとして質が向上すると思います。

さらに言えば、、

若い時から自分の責任の下、取捨選択、物事の判断、決定をする立場を経験する事で構築される考え方は、同世代から一歩リード出来る要素だと私は考えます。

私自身、アメリカにいた当時、完全に知識も経験も自分のキャパを超えた責任のある立場についていたことがありますが、当時は毎日、必死にインプット・アウトプットをする怒涛の日々でした。

ただ、その時の経験は今に繋がっていると実感していますし、大きな成長のための機会だったと思っています。

まとめ

今回は、『弟子入りする修行期間には期限を決めよう!!』という内容で下積み期間に弟子入り期間を設けることは”重要”ですが、いつその期間を終えて独り立ちするかの計画もキャリアデザインしていく必要があるという話でした。

人によって弟子入り期間の長さは異なると思いますし、弟子入り期間と自立期間を同時進行することも一つの手法だと思います。

この考え方は、私自身の今後の成長のために生かしてくことはもちろん、

次世代のトレーナー育成プログラムの構築にも「若い時から自分の責任の下、取捨選択、物事の判断、決定をする立場を経験する機会」ということを取り入れていきたいと考えています。

Body Updation 中田 史弥

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