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快眠は快便の元

客観性と公平性が前提の学問の世界でもデータが改竄されたり、公的機関の見解にも特定の国や資本の思惑が働いているのがあからさまになって来た昨今、温暖化の理由についても本当のところは分からないままだが、一つはっきりしているのは、日本の気候が年々亜熱帯に近づいているということだ。

特に今年は酷く、東京でも連日最高気温は35度以上、夜も25度以上の熱帯夜が相当長く続いていた。体温に近づく日中の気温も危険だが、個人的には夜の高温多湿の方がより堪えた。湿度が高いと発汗が妨げられて熱がこもる感じになり、冷房で室温を下げても眠りの質が低下するのが如実に感じられたからだ。

しかし、そんな不快感極まりない気候のお陰で、新たな発見もあった。それが快眠と快便の関係性だ。これは、私たちの食事のパターンが、一定期間コンスタントに保たれているからこそ気づけたことでもあった。その背景を少し整理しつつ書いてみたい。

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