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「時のからだ」とは

小原大典

世界各地の先住民に受け継がれている伝統文化や儀式の中には、私たちが一般的に「からだ」だと思っている肉体とは別に、「夢見のからだ」やそれに類する「見えないからだ」を前提としているものが数多く見受けられる。

インドや中国、チベットなどに伝わる東洋医学でも「経絡」や「チャクラ」など「見えないからだ」に属する器官と、そこに流れる生命エネルギーとしての「気」や「プラーナ」が前提となって、診断や治療が行われているし、ホリスティック医療やバイブレーショナルメディスンの分野でも、エネルギー的なからだを前提としたヒーリング技法が多数存在する。

科学的説明が可能かどうかに関わらず、それらは実用的なものとして現代においても活用され続けている。そうした「見えざるからだ」に対する関心をきっかけに、私は学生時代から今に至るまで、現場に飛び込んで実践的に探求を続けて来た。しかも、大変幸運なことに、各分野の第一人者から直に教えを受けたり学んだりする機会を与えられて来た。

そのプロセスで出会ったホゼ・アグエイアス博士は、銀河的な視点からマヤの暦を紐解いた先駆者だが、ある資料の中で「時間の体」という用語を用いていたことに、私は強いインスピレーションを受けた。

そして、2013年発刊の拙著『霊性のアート』で初めて「時の身体」という用語を使い、その後、この用語を「様々なスパンと領域で生じている多様な出来事をひとつに繋ぐからだ」と定義し「時のからだ」と表記することにした。従って、ここでもそのような意味合いで「時のからだ」を用いることを予めお断りしておきたい。

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