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トラウマ・センシティブ・マインドフルネス 振り返り Month4

こんにちは。菩提樹の広場です。
最近シリーズ化してしまっているトラウマ・センシティブ・マインドフルネスを振り返ろう、の4回目です。詳しい内容は、こちら

最近、MBCT(マインドフルネス認知療法)の勉強をしています。そこで感じたこと。「思考」を扱うMBCTと思っていたが、「やっぱり、身体大事」ということ。
今日のこのシリーズも身体です。

テーマ「身体を常に意識する」です。

そう、身体感覚が高まるほど、身体からの情報が増え、それゆえに、耐性の窓に留まる、戻る調節が出来る!というもの。

内受容感覚:身体の内部の感覚。身体で起こっていることを教えてくれる。
外受容感覚:身体の外部からの感覚。身体の外部で起こっていることの認識を助ける。

それらが、統合されて、耐性の窓に留まったり、行動の選択をしたりする。
トラウマサバイバーは、内部感覚に注意がいくと、圧倒される。
外部刺激と一致せずに、混乱するということが起きる。

私は、身体の緊張が高まると、それにとらわれてしまう。
すると、目の前にいる人が、その人の過去の言動の思考がくっついてきて
内部の緊張と、過去の思考が結びついて反射的な行動をしてしまうことがある。
あまり内部・外部が一致していないのかもと思う。


このような内・外受容感覚が統合されていないと、瞑想中など困難なことが起きてしまうことがある。

そのために、ちょっとした工夫がいる。

その一つが選択肢を与えること。

またまた、私の感覚。「選択肢」っていい言葉だけど、
ありすぎたり、あまりにも自由度の高い選択肢って、迷子になる感じがある。
選択肢って、放任することでも、甘やかすことでもなく、自分の責任を転嫁することでもなく、相手が安心して選べるようにしないといけないと思う。

そこが相手を丁寧にみてあげること。
相手の安全の場を作るための自分の責任。

簡単にいえない「選択肢」という言葉。
まずは、相手を知ること。好奇心をもって近づくこと。
マインドルネスの大切なことがまず、土台にあるように思った。


いつも、「マインドフルネス、しっかり練習しよう」に行き着いてしまう。


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