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「自分本位」であることのハードルと一歩踏み出す勇気


本当につい昨日、僕はある決断と行動をした。


僕は性格というか性質上、人の目とか人の状況(表情、雰囲気、関係性)とかをすごく気にしてしまう。
多分察する能力値はそこそこに高い。

だからこそ困る場面はままある。

例えば職場で、すぐに伝えた方がいい情報があったとして、「でも今あの人忙しそうだし、良いタイミングで…」といった感じで。
そのタイムラグのせいで、プラスにできたものがゼロもしくはマイナスになってしまうことがあった。
企業というグループのプラスを考えれば、僕は圧倒的に使えない人間である。

あとは、誰かに補ってもらう、お願いする部分が必ず発生するのがチーム戦だが、相手を勝手に推し量ってしまう。関係性的なものもあると思うが、こっちの裁量で判定してしまって、相手にお願いすれば効率よく進むものを、かえってダメにしてしまう。

そんなことがあり、反省せねばと思いつつも気づくとキョロキョロしてしまう。そうしてまた…というループをしばらく生きて(というか今も)、どうにかしてもっとストレートな部分も育まねばと、悶々とした日々を過ごしている。


そしてつい昨日、普段の僕ならばそのままスルーしてしまっていたことに、向き合って、アクションを起こすまでに至った。


Twitterで、僕の憧れの写真家さんの一人、幡野広志さんが、RAWのデータをコメントともに現像してくれるというツイートを目撃した。
見た瞬間、心臓のドクドクがバーっと早まったのを感じた。
ただ次の瞬間には、「沢山の人が駆け込むだろう」「自分は、まぁ…」と少し距離を取るようにしてそれを見ていた。
案の定、少し経ってたくさんの人がDMを送っているというツイートを見て、尚更その手は止まっていった。

そんな企画が始まってから1週間くらい経っただろうか。
写真アカウント用のInstagramを眺め、noteを書こうと思ってブックマークを開いた。noteの下にあった山口雄也さんの「ヨシナシゴトの捌け口」を何となく開いて。

「あ、今しかないわ。」と改めて思った。

僕はその時、少し恥ずかしくなった。
自分の明日を疑いなく信じてしまっていたから。
身内のこともあって、明日誰かがどうなるかなんて知る由もないのに。
そこにあることが当たり前と思ってしまった。

急いでDM用の文章を書いた。
「今しかない」
これが見られなかったとしても、今日を生きた自分が起こしたアクションは嘘じゃない。
「やれたのにやらなかった」という後悔を生まないためにも。


思えば全て言い訳をしたかったのかもしれない。
自分がやれない、やらない言い訳の理由をつけて、目の前の恐怖からただ逃げようとしていた。
学生の頃と変わっていないかもしれない。

そんな振り返りをしながら、こうして行動できた自分は、昨日は、今日は、きっと何か変えられるんだと信じている。

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