見出し画像

《リバプール》 留学先にリバプールを選んだ理由



留学に興味を持ったきっかけ


高校1年生の時に学校の制度を利用して2週間のオーストラリア留学を経験した。

その時に新しい文化と触れ合うことの面白さを知り、ますます英語に興味を持つようになった。

そして高校3年生、進路を決める時に私は英語圏の大学に進学したいと思っていた。


しかし、いきなり海外の大学に進学したら、もしも心が折れて退学することにでもなったら高卒という肩書きにになる。
それはリスクがありすぎるのではないかというアドバイスをもらい、当時の私はそのリスクを跳ね返せる自信がなかったため海外大学進学は諦めて日本の大学に入学した。


それから3年後の2023年、大学の交換留学制度ででアメリカに留学できるチャンスがあった。



「大学生になって自由に海外に行きたい」と思い始めたのが2020年
「コロナの制限が緩和され始め、初めて1人で海外旅行をした」のが2022年
「ようやく留学に行けるチャンスが来た」のが2023年



しかし、さまざまな理由が重なり金銭的な余裕がなく、結局2023年の留学は断念することになってしまった。


2018年 オーストラリアでコアラを抱っこした時。懐かしい、、、



2024年 留学を決めた理由


2022年以降、コロナの制限が緩和され始め、国内外多くのところに旅行に行くようになっていた私は旅行に行く度に日本の素晴らしさを実感していた。

特に2022年は翌年に留学に行く予定だったため、日本で過ごす四季を最大限に満喫しようと決めて日本にしかない素敵な経験をたくさんした。


美しい四季、安全で清潔な街、優しい人々、家族と過ごす大切な時間

そうやって留学に行けない日々を過ごしているうちに、数年前まで将来は海外で働いて一生海外に住みたいという夢を持っていたのに、いつの間にかその夢は変わり、日本でこれからも生活を続けたいと思うようになっていた。


そして2024年1月、次の4月で私は大学4年生になり、2025年からは社会人になる。

そんな自分はあまりにも想像つかないし、社会人になるにはやり残したことが多すぎると思った。


一番やり残したことは何か。



そう思った時に最初に思い浮かんだのはやはり留学だった。


もっともっと視野を広げたい。世界を見たい。


そして何より私がモットーにしている「今しかできない経験をしたい」
という気持ちが湧き上がってきた。

しかしそう思った時はすでに1月、春からの交換留学にはもう間に合わない。
春から1年間留学に行き、翌年の4月から4年生になり、2026年の3月には卒業したいというプランがあったため、大学を介さず全ての計画を自分で立てることにした。



イギリス リバプールを選んだ理由


まずは「どの国に留学に行くか」を決めなくてはならない。

英語圏はアメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリスの4カ国。

私が重視したの以下の2点である。

  • 気軽に違う国に旅行できること

  • 日本人が少ない国に行くこと

私は旅行が趣味のため、行けるうちに色んな国に行ってみたいという夢があったため、イギリスならヨーロッパ諸国に気軽に行けると考え、留学先はイギリスに決定した。


そしてなぜイギリスの中でもリバプールを選んだのか。


理由は以下の3つである。

  • 大都市のロンドンは日本人がたくさんいそう

  • リバプールならすべてのコストがロンドンの半分

  • ビートルズが好き、音楽が好き


1つ目のロンドンには日本人がたくさんいそう、というのは2月にバンクーバーに旅行した際に日本人の多さに驚いたからである。
(バンクーバーに限らずどうしても大都市はある程度日本人いる。これはしょうがない)

あと完全に個人的な印象なのだけど、国を問わず留学に行っている友達のインスタのストーリーは現地の学校でできた日本人ばかり登場する。

それが私は絶対に嫌だった。せっかく留学に行っているのに日本人とばかり絡むなんて何の意味もないと思っていたため、徹底的に日本人がいない地域に行きたかった。

これらの理由からロンドンは選ばなかった。
(1人も日本人いないはいないで案の定最初はめっちゃ苦労した、、、笑)


そして2つ目。大都市ロンドンはとにかく物価が高い。
恐ろしく高い。
そもそもこのとてつもない円安の中イギリスに行く日本人自体珍しいし、行ったとしても私はロンドンでは円安でまともな生活が送れる気がしなかった。


そして最後、3つ目の理由。

私はとにかく音楽が好きで、常に音楽を聴いている。
音楽がない生活は考えられない。
(Apple Musicの月間リプレイを見ると1ヶ月で約6000分も聴いてるらしい、、、)


イギリスといえばクイーンやビートルズ、オアシスの故郷で音楽に溢れた国。

中でも私はビートルズが特に好きで、一番好きな映画も「Yesterday」というビートルズを題材にした映画。


そんなビートルズが誕生した街こそが "リバプール"


ここしかないと思った。


さらにリバプールに留学に行ったって人を今まで聞いたことがないから日本人もいないのでは?と思い、留学先はリバプールに決定。

リバプールの玄関口「Liverpool Lime Street Station」



現在 リバプールでの生活


そうして2024年5月、リバプールに到着。
ついに留学生活が始まった。

私の読みは当たり、日本人はやはりいなかった。

これを書いている9月現在、留学開始から5ヶ月が経過するが、未だに学校はもちろん街でも日本人に遭遇したことがない。

流石にここまで1人もいないとは思わなかったけどそのおかげで毎日必死に喰らいつく日々。でも無理はしすぎずに、ぼちぼち頑張れてる。



音楽好きが集まる街は四六時中どこからか音楽が聞こえる


港に行けばビートルズ像の近くで演奏する人々、気持ちいい風
街に戻ればミュージックパブで昼間からお酒を楽しむ人々
朝はカモメの声が部屋からも聞こえる


すべてが心地良い


"リバプールは1ヶ月のうち20日間雨が降る" という気候も心配していたけれど実際には

「1日ですべての気候を経験する」らしい
「10分ごとに天気が変わる」とも言っていた


大抵朝か昼は曇って雨が降るけれど、なぜか夕暮れ時には快晴になり、本当に綺麗な夕焼け空を見ることができる。

Albert Dockからの夕焼け


こんな毎日はあまりにも贅沢で、一生を振り返ってもこれほどのんびりとした毎日を過ごせることはないのではないかと思っている。


そんなリバプールに居れるのも残りおよそ1ヶ月。
貴重な毎日を充実させたい。


リバプールに来た理由編 〜完〜


港にあるビートルズ像。世代を超えて今も変わらず愛され続ける、リバプールが誇る伝説

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?