やかたで暮らせば；220130_お天気で、おやつ天国で、防災に備える。

220130_

日曜日。
だんだん土日＝休日かどうかもよくわからなくなってきているけど、今日はオフだった。

夜の防災備蓄カイギ以外に予定はなくて、朝もゆっくりできる日。
だからこそ、ちょっと早めに起きて朝時間を堪能したかったのに疲れていたみたいで、目覚ましの音に気づいて止めることはできたけど、まぶたをしっかり持ち上げることはできなかった。

結局10時とか11時とかに起き出し、まずは洗濯機を回した。
3日に1度は洗濯をするんだけど、最近はそれがお天気の日によく当たるから嬉しい。晴れでも雨でも洗濯機で乾燥させる人が多いから、2階のベランダが空いてわたしは願ったり叶ったり。

朝ごはんっぽいものを食べるか、昼ごはんっぽいものを食べるか悩ましかったが、だれかが美味しいパンを持ってきてくれていたのを思い出した。
たくさんは残っていなかったが、ひとりで食べるには多すぎるのでカット。少し手を濡らし、その手でパンの表面をなで、若干湿らせてからトースターに入れて頃合いを図る。

その間に、ちょうどべつの住人がソーセージを焼いたので使ったフライパンをそのままもらい自分の分のソーセージを追加で焼く。おしゃべりをしていたらうっかりパンが少し焦げる。それでも、その焦げも含めてなんとも滋味ぶかくてトリコになる代物だった。

そうこうしているとまた別の住人1人、また1人起きてきた。みんな日曜日時間らしかった。

一段落してランドリーにいくと、洗濯機が止まっていたのでネットに入れた下着類を残して取り出す。残された下着たちだけで今度は乾燥をかける。下着を他の人にみられたり触られたりするのは違和感があって、引っ越して間もない時そんな経験を何度かして、辿り着いたのがこの方法である。

その隣の小さい洗濯機もあけて、ダスターを取り出す。
（うちのランドリーにはいい洗濯機と古めの洗濯機、2台ある。いい洗濯機は乾燥機能までついていて大容量。古めのやつは乾燥はできない。）
そいつらを干したところで、今日のわたしのマストミッション完遂。

それからは、ほかの住人につられてフヨフヨと過ごした。
日向ぼっこをしたり。
庭の雑草を抜いたり。（自分の部屋の前で何かしら育てたいから、部屋の前を入念に。「とりあえずググったり本読んだりする前に好きなように植えたりしなよ」と先住民たちに言われたけど実はちょっと不安である。やっぱり本読もう）

15時ごろには久しぶりの住人がおやつ（貰い物の、木の箱に入っていたらしいカステラ）を持って帰ってきて、そしたら散歩から帰ってきた住人がパンを持って帰ってきた。
さらに「そういえば」と、美味しいものが集まる京都でもだいぶハイレベルに美味しい焼き菓子やさんのガトーバスクまで追加。

期せずして豪華なティータイムとなった。
こういうとき、人数も多いから色んなものがあつまるし、一口ずつができるのがラッキーだとつくづく感じる。

おやつタイムのあとは久しぶりの住人と一緒に外に出る予定だったけど、それは叶わなかった。
こたつという人間ホイホイにみごとにかかったのだった。

同じこたつをまた別の二人が囲んでいて、それぞれ本を読んだり携帯いじったりしてる。（携帯いじってるほうには最近わたしがハマってるアプリを教えてダウンロードさせておいた。しめしめ）
そして案の定というか、寝落ちした。

晩ごはんはにぎやかだった。

あるひとは鶏の手羽元を炊き、ある人はお味噌汁、ある人は魚の煮付け、ある人は蒸し野菜、ある人は豚白菜いため。それらをこたつの上に手際よく載せていく。食べ物のことになると協力体制がぐっとアップする。
みんなくいしんぼうなのだ。
こたつの周りにぎゅうぎゅうと並ぶ。手が右へ左へ交差する。それに合わせてお皿があっちへ、こっちへ。

「明日のお弁当になる分残るかなあ…？」
とつぶやきながら炊飯ボタンが押された5合のお米は、あっという間になくなった。

ごはんからひと息つく間もなく、今日はやかたの防災備蓄カイギ。
何を隠そうわたしが声掛け人で、「もしもやかたで12人が1週間しのがなきゃいけなくなったとき」の備えをしようという趣旨のもと、何をいくつ買うかの話し合いだった。

結果から言うと、2時間かかった。

終わったときには我、意気消沈。
いやしかし、とても有意義な時間だった。わたし一人ではとてもここまでできなかったであろう。
Amazonで買うものはひとまずわたしが購入してのちのちお金を返してもらうことになった。Amazonポイントというお小遣いを貰えることになった。ラッキー。
これで備えも進み一安心、だし、なぜだろう。みんなと話していて、備えが整うからとかそんな理由ではなく「あーこりゃ（ある程度の災害なら）大丈夫だわ」と改めて感じた。

結局、カイギが22時過ぎに終わって、話して、お風呂入って…なんてやったらこんな時間である。