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やかたで暮らせば;220323_気づけば春分も迎え、桜の蕾はたわわに膨らみ。

時間が過ぎるのは、なんてあっという間なんだろう。
「一月往ぬる、二月逃げる、三月去る」とはよく言ったものだと思う。由来が気になって調べてみたけど、ぱっと検索したところ不明のようだった。

このひと月強の間に自身の職業や働き方が変わって、バタバタしていた。
と同時に、やかたで暮らしているから、バタバタに飲み込まれてバタンキュ~ってならずにいるんだろうなぁと思う。

例えば。

暖かい日が少しずつ増えてきて(昨日、3月22日はとっても冷たい雨が降っていたけれど)、庭のデッキにちょこちょこ出るようになった、とか。
朝に身体をのばしたり、みんなでお昼やお茶をしたり、とか。
人間だって光合成できるんじゃないかなって思うくらい、日光にあたるとやっぱり気持ちがよくて、こころも身体も整う感覚がある。

中国茶に菊もいれて飲んでみたり。
桜を前に、疎水沿いは水仙が見頃を迎えた。

食べることや、季節の移ろいに意識・身体感覚が集まる場面がくらしの中に、ふっと、在るありがたさ。
目と頭だけでなく、はなや耳…もっというと、触覚は手のひらはもちろん指の腹で捉えることもあるし、味覚だって舌の先の方もあれば奥歯のかみ合わせの近くの両端でわかることもあって…身体のいろんなところを使うと、焦りから抜け出して「わたし」に戻ってこれる。ような気がする。

「わたし」に戻れるおかげで、ちゃんと健康保険と年金の変更も区役所に行って済ますことができたし、友人の教えに耳を傾けてオンラインで個人事業主の開業届を提出することもできた!
ちなみに開業日は自分で決めれるようだったので、2022年2月22日にして絶対忘れないようにした。
このあたりの手続きや心得はまた別途まとめたいなあと思う。

そうこうしているうちに、やかたの前に立ち並ぶ桜の木々は三寒四温の中ぷくぷくとつぼみを膨らませている。

「身を乗り出してカメラを向けちゃうよねえ、わかるわかる。」と心の内でつぶやきながら、その後姿を隠し撮りするのは楽しいものです。
(よくない)


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