見出し画像

桜連想

昨日の風は凄かったですね。季節はずれの台風のようでした。
最寄り駅のホームから桜並木が見えるのですが、昨日の嵐にも耐えた花がゆっくりと散り始めていました。
朝は寒いからまだ少し散り始めたくらいだけど、暖かくなると加速しそう。
電車を待つ間にも、線路に散っていく花びらに朝日があたってキラキラしながら落ちていくのが見えました。

話は変わって昨日のニュースで、アメリカで皆既日食が見られて、大勢が観察した様子が報じられていました。

その中で印象的だったのが、リアルで見た皆既日食に感銘を受けて泣いていた女性と、90代で日蝕を見て静かに「皆既日蝕を見るのは人生で最後だろう」と話していた女性です。
同じ現象を見ていても、初めて見て感激するのと、これで最後だと考えながら見るのでは、見える景色や想起されることも違うんだろうなと感じました。

桜も、わたしは散るのを見ながら「また来年」と思っていましたが、いろんな理由で「ここで桜を見るのはこれで最後」と考えている人もいるかもしれません。

桜の花は見えているもの以上を連想させる触媒みたいですね。とりとめもなく考えが広がってしまいました。
花を見てあれこれ思いを巡らすとかこういうの、すごく日本っぽい気がしますが他の国にはあまりないのかなぁ。海外の方や詳しい方がいたら聞いてみたいです。

今日はこの辺で。それではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?