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種を蒔く人

植物の種を面白がる性分です。
種から芽が出て育っていくのを見るのが面白いです。

たとえばアボガドの種。見たことあるでしょうか。直径5センチくらいの丸くてすべすべした茶色い種です。置くとゴトンと音がするくらいずっしりしていて、中身が詰まっている感じがします。

これ、植えたらどうなるのかな〜と最初に埋めてみたのは確か大学生くらいのときだったか。ちゃんと芽が出て、しかも結構可愛らしい姿です。すんなりした立ち姿で、あの重たい実をつけるとは思えないほっそりした子でした。(今思えば単に栄養不足だったのかもしれません。)

高さ70、80センチくらいまでは育てたのですが、残念ながら枯らしてしまいました。
後でネットで調べたら同じことをしている人が結構いらして、やっぱり植えてみたくなるよね〜と勝手に仲間意識で喜んでいました(笑)。
アボガドを食べる人は、1回試してみると面白いですよ。確か水栽培でもできたはず。

今年の夏は、初めて「オシロイバナ」の種を植えてみました。それも近所に咲いていたオシロイバナが綺麗だったので、種から花は咲くのかな?と種をもらって家の空いた植木鉢に2、3粒蒔いて様子を見ていただけです。最低限の水やりしかしませんでしたが、ちゃんと芽が出て育っていま花を咲かせています。
育ててわかったのですが、オシロイバナって朝は咲かずに午後に咲くんですね。
となりに朝顔の鉢があるので、朝顔は仕事に出る時に咲いていて、帰宅する頃にオシロイバナが出迎えてくれる生活です。
ちなみに朝顔は子供が小学生の頃、毎年夏休みに持ち帰る朝顔からこぼれた種がその後何年も芽を出しているので、毎年いくつか鉢に移して楽しんでいます。
多分こちらも、栄養が足りないからか、年々花が小さくなっています。品種改良じゃなくて品種改小になってしまった。でも、毎年必ず芽を出してたくましく育っている朝顔です。

朝顔は夏の花のアイコン化しているけど、個人的には秋口の花だと思います。盛夏より9月くらいに元気に咲いている印象があるので…。(もともと旧暦の立秋の花みたいですね。)
この先は気候変動で咲く時期ももしかして変わっていくのかな、なんて思います。

今回は植物にまつわる雑談でした。
今日はこの辺で。それではまた。





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