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『case』(僕の場合)/Creepy Nuts

Creepy Nutsのニューアルバム『case』が発売されましたね。

配信開始日からヘビロテしている僕の感想を1曲につき1言ずつ書き起こしてやろうと思います。自己満足ですね、あぁはい。

今回のアルバムは、ダブルミーニングとかそういうのより、Rのまっすぐな気持ちがシンプルなリリックとして表れてるなと思いました。まぁ、僕が気づいてないだけなのかもしれないんですが。


Lazy Boy

カップスターとのコラボで出した一曲で、アルバム発売前から聞いていたけれど、アルバムの一曲目として聞くと、このアルバム内の葛藤とかそういうのがよく詰まった一曲って感じがする。

個人的には新幹線のくだりと、テレビに松永とR自身が出てるくだりが生々しさ出てて好きです。

バレる!

個人的に好きかと言われると、いまいちハマりはしなかったんだけど、下克上的に人気が一気に爆発したことへのうれしさと面倒くささが両立してて、Creepyっぽいよな~って思えるよね。

顔役

クローズとのタイアップソング。助演男優賞をうたっていたCreepyが、J-HIPHOP回の「顔役」として活躍してるのを惜しげもなく出す、ボースティングソング。「大麻」って単語が出た瞬間にビクッとしたのは僕だけじゃないはず。

俺より偉い奴

ビートが結構ギャングスターっぽい感じで、どんな曲が来るかと思ったら、俺には下も上もないという、梅田サイファーとかまで巻き込むような内容で、Rらしいなってまた思えるような、ここまで上り詰めてるRだからこそ説得力があるリリックでグッと来たよね。

風来

町を歩いてる時って、案外町を眺めてるというよりも他のことを回帰してることが多くて、(あーあ)って感じになることが多いんですよね。そこに東京っていう競争社会な都心に疲れたRの本音が垣間見えて、シンプルな曲調だけど、僕は好きです。

のびしろ

まずビートが最高!!!!

『のびしろ』ってタイトルだし、リリック自体も良いことずくめなんだけど、その良くなってきたって実感するところがなんともひん曲がってるっていうか卑屈で、Creepyだなぁああ!!って大好きになりました。

デジタルタトゥー

これまたダークな感じのビートで、どうなるんだろうって思ったら、まぁ暗い内容なんだけど、その弱いところとも戦っていくっていう姿勢が、般若とのラスボス継承戦を思い出しましたね。

15才

いわゆる自分の黒歴史、中二病に対するアンサーですよ。尾崎豊の15の夜、アンジェラ・アキの手紙に次ぐ、新たな15才ソングになりましたよね。胸がズクズクしましたよ。

Bad Orangez

腐ったミカン。それを朝日にも夕日にも見えるってやっぱすごいリリシスト。あとRって本当にメロディーメーカーとしても最高峰だなと思いますよね。

Who am I

個人的に好きじゃないんだけど、アルバム再生しててふと流れてくると、胸に染みるタイミングがあったりするので、まぁいい曲よね。

土産話

これは本当に、Creepyのことを見続けてきたのが長ければ長いほど、染みる曲なんじゃないかなと思う。ここまで僕らみたいな「人種」じゃなく、Creepyたち自身の個人的な曲が書かれたことも珍しいんじゃないかって感じよな。

特にこの前の番組イベントとか、武道館に行った人は、日が近い分、あの時のエモーションが復活してくるような曲なんじゃないかなと思いました。

たりないふたりとかライムスターとの関係性とか、いろいろなモノが詰まった代表曲になるんじゃないかなと思います。ジーンとした。

あとがき(文末)

これまでも、これからも、Creepyの生きざまを眺めていきたいなとより思いました。

早く紅白出てくれないかな~~~。

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