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人にも執着しない

自分が使わなくなったら、物は手放すことが基本です。
こちらの心理や状況が変わり、不要になった時に決別します。
逆に言うと、こちらに変化がなければ、その関係は物が壊れるまで続きます。

しかし、人間の場合はそうはいきません。
なぜなら人間の場合、相手にも心理的変化や状況の変化があるからです。
物と違って相手側も変わってゆくのです。
こればかりはどうしようもなく、それゆえに、無理に関係を続けることは大抵の場合、悪手となります。
自分が無理に相手に合わせたり、相手を自分に合わせようとすることです。
コントロールできないことを悩むこと自体も無駄となります。

もちろん人や友達を大切に思うのは良いことです。
しかし、執着してはいけません。
そして変わるということは、また関わることがあるかもしれないのです。
不変の関係性を強く望むと、執着し生きづらくなります。
ですから、変化を受け入れ、必要に応じて関係性を調整することが、健全な人間関係を築く鍵なのです。


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