インプットポートフォリオを見直す仕組み
2023年9月をそれとなくふりかえってみる。近況報告だ。
今年の目標は未達
8月と違って、アウトプットが少ない月間となってしまった。代わりにインプットに偏っていたのだが、なんと約50冊の本を読んでいたことが判明した。まずい。これはまずい。
今年の目標にインプットの数を減らした分だけアウトプットを増やすとしていた。しかし、うっかり気を抜くと本をたくさん読む日々が続いてしまった。おわかりのとおり目標達成は未達である。
数えてみると、もう230冊読んでいた。来年は無理やりにでも100冊とかにしないと厳しいかもしれない。いつか書くとしてかけていないが、それだけインプット学習サイクルが回る仕組みができてしまっている。
今のインプット学習サイクルを認識する
知ることで対策となるので、今のインプット学習サイクルを整理する。
動画を見る習慣は攻略
まず動画。これはYoutubeで経済や投資やらが中心。とはいえ、動画は娯楽を含めるとキリがないので基本的には仕組みで試聴を減らした。お気に入り登録を整理するとか、そもそも動画を見やすい環境を改善した。
私の場合は、夕食のタイミングで寝転びながらiPadで動画をみる癖がついていた。これをやめた。つまり、iPadを投げ捨て…るわけにはいかないので、奥にしまうことにした。これは継続できていて、iPadは封印されている。
スマホがあるじゃないかとなるが、こちらはそもそも動画アプリを全て削除している。また、性能がよいスマホをあえて買わないようにしている。今、めちゃくちゃ最新のiPhoneとか欲しいがグッと我慢のSE2。
これでだいぶ改善された。あと無料で何かをみようとすると何かと時間が取られる(例えば、リアルタイム放送)ので、有料で対策としている。いっそのこと、ニュース系も有料版で見ようかなと考え始めている。
これはどういう意味かというと、有料だからちゃんと見るという優先度がつくので本当に見たいものを見るという点だ。ちょっとお試しで実践中。学習サイクルとしては、実践と家族との会話で定着はしている。
インターネットを見る時間はそもそも減らしていたが増やした
次にテキスト=インターネット全般を見る時間は減らしている。
もう10年ほど前からになるが、SNSで繋がることは必ず自分の時間をコントロールできなくなるとは想像していた。デメリットも大きいのだが、スパッとやめてしまっている。RSS購読なども一旦全部やめてみた。
今年は新しいことにチャレンジすることもあって、SNSは活用し、RSS購読を久々に再開し、必要なメルマガも登録している。これらを取捨選択して、購読してを繰り返している。
この学習サイクルにはアウトプット先が仕事になるので、自然と処理できている。また、いくつかコミュニティにも所属しているので自然とインプットして処理してアウトプットする機会は多い。ただ瞬間になりがち。
図書館とカフェを使いこなした読書サイクルは決着の時
動画にしろネットにしろの土台を築けていることで、何に時間をかけることができるようになったかというと読書だ。ここ数年は圧倒的に読書。それだけアウトプットしたいことがあってのインプットということでもある。
ただ、いい加減偏りすぎだ。インプットポートフォリオなるものがあるとしたら、読書の中でも学術や経済やらに割きすぎている。心理学。経済。行動経済学。リーダーシップ。マネジメント。採用。ファシリテーター。
最近は、ワークショップこと研修にも力をいれる必要があると判断して学習している。今までの持論のファシリテーションや研修の形がまた再構築されたのでいい機会なのだが、いかんせんよみすぎだ。
9月の50冊とは、ほぼワークショップと採用を考えるとマーケティング論に行き着いたので、そのあたりの本ばかりを読んでいる。他の本やそれこそ漫画やらも読んではいるが、今年の目標とした書籍の読み方ができていない。
2018年:221冊
2019年:153冊
2020年:309冊
2021年:256冊
2022年:257冊
この5年で合計1196冊。なお、電子書籍や漫画やら雑誌やら図鑑やら図録やらは除く。これらもたっぷりと読んでいる。あくまで紙の本で90%はビジネスや学術系と読み取ってもらってよい。
2015年頃までは小説は多かったが、ここ最近は年10冊も読んでいない。
改めて今年の目標に眼を向けて今からでもやる
今年は、詩や教科書を読みたいとしていた。じっくりと一冊に時間をかけて挑みたいのだ。例えば、ようやく久々に小説(今月の50冊とは別で)を読むこともできた。3日間ほどどっぷり読んで余韻もよく、これこれとなった。
英語なり数学なり歴史でもいいが一冊をしっかりと読みたい動機がある。人事関連の教科書や資格のようなジャンルもある。じっくりと読みたい。京極夏彦の新作も読みたい。
たくさん読めているのはあくまで拾い読み気味が中心だから。熟読冊数はたぶん2割ほどしかない。もちろん、あたりをつけて読みたい箇所を読むから自然と増えるのと、読みたいものに辿り着くから読んでもいる。
参考文献がある限り、永遠と読み続けるループよ。
ただ、それにしたってと最近思う。むしろ、辞めることができないというのもよくないのではないか。せめて減らそうというわけだ。最近はカフェで読む手法も確立できてしまって、さらに加速したというがの9月の実績だ。
ただ、いい加減やめ時でアウトプット軸に移す時だと思う。まだ3ヶ月はあるので、せめて図書館サイクルは減らそう。図書館はほんと便利だ。いくらでも借りることができるし読める。そして出会いがある。
本屋にふらっとよんで、あたりをつけて読む読書体験も最高だ。結果、何冊も買うことになりまた読むことの繰り返し。その分実践に活かせてはいるが、それでも長時間アウトプットをしたいのである。
アウトプットをしようとするから読むというのもあるし、そのやり方前提のインプットを増やしたいということでもある。もっと形に言葉に残さねばの気持ち。
今こうやってざっと書くのに実は30分ほどしかかかっていない。それだけ集中すればざっとは書ける。でも本当はこのレベルの100倍の時間をかけたものを書き上げたい気持ちだ。
今ここでやるべきことを書いておく
本当はわかっているのだがという事実と目標を書く。
図書館の予約をして借りる行動を減らす
要因:いい本に出会うと読みたいリストに入れてそのまま図書館に放り込む生活をしている。カーリルさんありがとうすぎる。
図書館サイクルのインプットサイクルの言語化を書き上げる
認知する。今の行動を言語化してメリットデメリットを出す
本屋はたまにしか行かないので行けば逆に買ってよしとする。
極論、図書館で予約をしなければいいだけである。
日々学習とは言うし、今私は初学者の状態だ。実践と経験からこの勉強もあれもとはなる時期なのは仕方なし。仕方なしなのだが、この状態はもう直ぐ1年立つ。2022年10月からリスキリングとアンラーニングして今に至る。
もう少し先の目標を元にやるべきことをやっていきたい。
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